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ヒポクラテスの憂鬱 (祥伝社文庫)

ヒポクラテスの憂鬱 (祥伝社文庫)

ヒポクラテスの憂鬱 (祥伝社文庫)

作家
中山七里
出版社
祥伝社
発売日
2019-06-12
ISBN
9784396345310
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ヒポクラテスの憂鬱 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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イアン

★★★★★★★☆☆☆法医学を扱ったヒポクラテスシリーズ第2弾。埼玉県警HPに書き込まれた〝コレクター(修正者)〟を名乗る声明文。そこには事故や自殺、病死と思われた遺体に関する関係者しか知り得ない情報が含まれていた…。これらの不審死は計画された「殺人」だったのか。姿無き〝コレクター〟の正体とその狙いとは。連作短編の形式を取りつつ核となる謎を浮き彫りにしていくスタイルは前作同様だが、より真琴が法医学に前向きに、そして古手川の直情径行ぶりに拍車が掛かっている。腐敗臭が漂う解剖室で芽生えた恋の行方にも注目したい。

2023/10/01

のり

光崎と真琴、渡瀬と古手川の強烈な師弟関係。師匠達は類を見ない超個性派だが、弟子達は似た者同士。日々の激務で鍛えられているが…県警のホームページにコレクターを名乗る謎の人物が書き込み、現場は大混乱。自然死か?事件絡みか?目的は何か?亡くなった人の最後の声を聞くために解剖医達は真摯に向き合う。相変わらずキャシー先生の存在も良い。

2019/07/19

キムトモ

やはり渡瀬警部が登場するとお話が締まる👍(ノ-_-)ノ~┻━┻古手川の浮いた話も良いが、警部との活躍劇を堪能したいなぁ〜〜(ノ-_-)ノ~┻━┻別シリーズへ移行です

2020/03/27

KAZOO

前作での大御所的な存在感のあった先生は死体を切り刻んで本当の死因などを探る役割で存在感を今回も示します。6つの事件がありますが今回は、コレクターと名乗る(ジェフリー・ディーヴァーを思い出してしまいました)人物からの警察への掲示板の書き込みがあってその人物がだれなのかということに焦点が当たります。最後は決着つきますが楽しませてくれます。

2019/07/11

金吾

○動機はやるせなくなる話が多いですが、こういうことまでわかるのかと驚きつつ読んでいます。本当にこういう状態ならば、かなりの数の犯罪者が大手を振っている状態になりますので、怖いなあと思います。

2023/05/25

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