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時が見下ろす町 (祥伝社文庫)

時が見下ろす町 (祥伝社文庫)

時が見下ろす町 (祥伝社文庫)

作家
長岡弘樹
出版社
祥伝社
発売日
2019-10-11
ISBN
9784396345679
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時が見下ろす町 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

長岡さんの連作短編集です。時世堂百貨店のまわりで起こる様々な事件らしきものがあって、それぞれにうまく解決策が施されています。私は読んでいて何か朱川さんの作品と若干似ているなあという気がしました。面白い作品集でした。

2022/10/12

イオちゃん

時世堂百貨店のある街でのミステリー短編集。一つ一つに驚きの展開があるのだけど、全体的にもゆるりとつながりがある。極め付けは最後の「交点の香り」で「白い修道士」の始まりの部分が語られて、またびっくりだ。それぞれの話も、読み落としのないように、緊張感を持って読まないと、関係性に気づけないかも。好きだったのは「撫子の予言」かな。なかなか面白かったです。

2019/11/04

Junichi Yamaguchi

『ビッグベン』… 時を遡る連作短編集。 とても優しい作品。 同じものを見て、異なる想いを重ねている名も知らない誰かの存在を思い、勝手に照れ笑い。。

2019/11/27

ニカ

帯に「変わりゆく町を舞台にした心温まるミステリー集」と書いてあるが、内容は結構ヘビーなものもあった。「歪んだ走姿」「苦い確率」が好き。

2023/05/19

left7

短編の名手である長岡さんの短編集です。読み終えて思わず「やっぱり長岡さんはさすがだな~」と唸ってしまいました。期待値が高いのにそれでもこれだけ面白いと思える短編をたくさん書けるのは横山秀夫さんぐらいではないでしょうか。本のタイトルから解説まで無駄がなく、どの短編もしっかり感心させられる結末で短編ミステリーの凄さが詰まっているので、ぜひたくさんの人に読んでもらって長岡さんの技を味わってもらえればと思います。マイベストは「歪んだ走姿」でした。

2020/12/01

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