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断崖の愛人 (祥伝社文庫)

断崖の愛人 (祥伝社文庫)

断崖の愛人 (祥伝社文庫)

作家
笹沢左保
出版社
祥伝社
発売日
2020-02-14
ISBN
9784396346034
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断崖の愛人 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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MINA

うーん、面白い!ほんと、著者の復刊本全部買ってるわ。いや正直、一貫して主人公の井ノ口は自業自得の糞馬鹿野郎とは思うんだ。やっぱ心情的に純子の側に立ってしまうし。でも…いつの間にか追い詰められて必死に逃げ惑い愚かにも愛人を求め合いながら浅はかなりに真犯人と対決していく姿にどこか共感し理解していた。応援とまではしたくなかったけど。妻である純子って、何も悪くなくないか…?純子の立場から読み直すとただただ寂しく哀しくやりきれないな。

2020/03/12

なえ

女は怖し、男はおろか。妻の行動でこんな大ごとになったのに妻はよく平然としていられるね。 妻が発狂きた時は春絵じゃん!と思った。それに気付いてない本人もまた春絵の道に行きそうだね。

2020/02/23

45 ぴよ

んー内容が昭和だからではなく、個人的にはイマイチでありました。推理なのか不倫小説なのか…判断がつかないうえに結末が…というのが正直な感想ですー。

2020/02/27

yk8743

会社で不倫の中幸せ絶頂の二人。不幸は突然訪れる。男の母親が女のマンションの屋上から突き落とされた。女は容疑者となり逃避行を図る。ドス暗い感じが読みたくて選んでみたが予想よりスッキリした内容。語りに説明が入るので情景が分かりやすく読みやすい。人物像の設定はピンと来ない。例えば知的と紹介されつつも馬鹿丸出し(逆も然り)で感情移入という面では難しい。愛は人を駄目にするというところか。倫理的に愛人はダメというのを抜きにしても個人的に二人の女性を愛するという心境は理解できない。ミステリと言うよりはサスペンス。

2020/06/27

toshi

1988年の長編ミステリ作品。以前読んだ「セブン殺人事件」が面白かったので、この本を手に取りました。前半は愛人との不倫や嫁姑の戦争が中心に描かれますが、中盤で殺人事件が起こり、そこからは主人公達の逃避行が始まります。果たして犯人はだれなのか、そして黒幕とは?ラブシーンもそんなに過激では無いため、割と安心してよむことが出来ました。

2020/05/02

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