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RYU (祥伝社文庫)

RYU (祥伝社文庫)

RYU (祥伝社文庫)

作家
柴田哲孝
出版社
祥伝社
発売日
2020-04-15
ISBN
9784396346171
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RYU (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

ルポライターの有賀と愛犬ジャックが向かう次なる地は沖縄。1枚の不可解な写真を残して行方不明となった米兵。その写真に映された得体の知れない物体の正体を追うことになるのだが…。本書には2つの『RYU』が存在する。実態のある獰猛な野獣と、民話として村民達に言い伝えられている神獣。双方の話を要所に織り交ぜる事で物語としての深みが増し、より一層楽しむ事ができた。ある意味で想像がつく『RYU』の正体だが、リアリティを追い求めるよりも、浪漫を感じずにはいられない。この冒険ミステリやはり面白い!!

2022/01/15

モルク

有賀シリーズ。本作品だけが見つけられず図書館に漸く入れてもらった1冊。沖縄の米兵がボートだけ残し行方不明に。そしてそこに残されたカメラには写真が一枚だけ、巨大生物の一部が撮影された物だった。有賀らはその捜索中に、沖縄の伝説の竜「クチフラチャ」を知り、その話をしてくれた長老も突如家から姿を消す。沖縄のまだ手つかずの自然、そこに生きる動植物と本来いないはずの外来生物。結末は他の有賀シリーズと同様な傾向であったが、沖縄の自然に魅せられ一気読み。この自然の豊かさ、恵みを守ってほしい。

2021/08/28

ま~くん

沖縄に駐留する米軍兵士がボートだけを残して姿を消す。正体不明の巨大生物か写った写真を残していたことから、有賀雄二郎は真相解明に乗り出す。更に調査中、自宅で寝ていたと思われる島の老人も忽然と姿を消した。有賀と動物学者、現役米軍人、沖縄美女が協力して辿り着いた真相とは。真犯人が判明した時は正直「うーむ」という感想。KAPPAに続いて読んだが、好き嫌いがはっきり分かれるかなと。TENGUは滅茶面白かったと思うけど。天狗、河童、龍ときたら次の架空生物は何を引っ張ってくるのでしょう。何だかんだで新作が楽しみです。

2020/11/16

shi-

沖縄文化、地形を生かしたストーリーと結末。結末に関してはある意味では驚きは少なくまた、ある意味では驚愕。 いや、いや恐ろしすぎるでしょ?! なんと言っても沖縄のその場所にいるような描写がいい。

2020/05/14

月うさぎ

KAPPA.TENGU.WOLFと読んできたので、結末は予想出来ました。沖縄でも政治要素少なめで、自然多めの後半一気読みです。

2021/02/19

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