取調室2 死体遺棄現場(祥伝社文庫)
取調室2 死体遺棄現場(祥伝社文庫) / 感想・レビュー
ぶんぶん
【図書館】取調室・シリーズ、第二弾! 落としの水木警部補が最後まで確証を持てない被疑者、それも昔、憧れていた演歌の大スター。 息詰まる攻防の果て、どんな結末が待っているのか、手に汗握る展開にもう眼が離せない。 あんな結末とは・・・予想の一つ上、いや、もう一つ上をいく展開に拍手。 笹沢左保は流石に詩人であり推理作家だ。
2024/08/25
たーさん
笹沢左保さんは高校生の時にブックガイドに「招かねざる客」が薦められていて読みました。それから取調室シリーズ1作目の「静かなる死闘」を読んで以来。いかりや長介さんでドラマ化されたり最近は「緊急取調室」もあり取調官と被疑者の一対一の闘いがいい。佐賀県警捜査一課の取り調べの達人、水木警部補と元演歌歌手の取り調べの闘い。犯人は分かっていていかにして落とすのがシンプルだけど飽きない。取り調べの過程と水木警部補に起こった出来事が最後にシンクロしてて余韻を残すラストでした。このままシリーズ出して欲しいな。
2022/03/31
もも
今回の被疑者は、過去に一世を風靡した天才演歌歌手の香山弓江。取り調べの途中から何故か自信に満ちた態度に。その理由は予想外のものでした。水木警部補の切ないプライベートと演歌の世界がリンクしていました。
2021/10/09
コチ吉
シリーズ二作目。取調室で被疑者の態度が一変した会話のやり取りから、するすると事件の構図を手繰り寄せる。しかし、捜査会議で演歌を歌ったり、被疑者を落とす日の朝に褌をしたり、なかなか掴み所のない落としの達人である。
2021/12/12
kankan
シリーズ2作目 今作もどうやって落としていくか。 しかし歌まで歌うかね笑
2022/01/21
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