境界捜査(祥伝社文庫 あ35ー6)
境界捜査(祥伝社文庫 あ35ー6) / 感想・レビュー
たーさん
集英社文庫でシリーズ一作目の「聖域捜査」以来の生安特捜隊シリーズ。タイトルに捜査って付くと読みたくなる(笑)結城警部率いる結城班に新たに女性刑事の寺町刑事が新規加入。扱う事件が薬物・動物の不法投棄・児童ポルノなど生活安全課が扱う小さな事件から丹念に手がかりを追い意外な真相にたどり着く警察小説の醍醐味を味わえる短編集です。 刑事になりたかったけど真っ直ぐな性格が災いして40過ぎで念願の捜査部門にきた結城警部を初めチームワーク抜群の生安特捜隊。次の「伏流捜査」も読みたいと思います。
2023/01/22
杏
既読感あっておかしいと思ったら出版社違いの文庫だった!
2022/08/11
ナオ
「撃てない警官」シリーズがよかったので、購入。生安特捜隊のメンバーがタイトルにもある通り、境界を越えて捜査する感じ。薬物、年金詐欺等、今日的な問題に取り組んでいて読み終わった後も考えさせられるし、現実にはこうやって捜査もされないで埋もれてる事件もあるんだろうなと、暗澹とさせられたりも。 いまいち満足感が無いのは、今の状況が関係してるのかも。コロナで鬱々としてるところに、リアルな作品を噛み締める気力不足なのかなー
2022/01/29
れじい
結城さんのプライベートが最低限しか出ていなくて、事件解決にこだわる特捜隊の面々が面白かった。 どこでも上司は食えねえなあ。てか。
2024/06/28
Masaaki Kawai
担当課の境界にあるような事件を解いていく警察モノ。セクションも必要やと想いけど、きれいに分けられるものばかりでもなし、そういうとこを突いた設定にしてくるのが、さすがです。
2022/02/23
感想・レビューをもっと見る