希望の峰 マカル―西壁(祥伝社文庫さ14-6) (祥伝社文庫 さ 14-6)
希望の峰 マカル―西壁(祥伝社文庫さ14-6) (祥伝社文庫 さ 14-6) / 感想・レビュー
ナルピーチ
それが友との約束だから、そこがともに歩んできた二人の夢の到達点だから─。ソロシリーズも遂に最終章へと突入。奈良原和志はこれまで多くのクライマーを敗退させてきた難攻不落の絶壁【マカルー西壁】登攀へ向けて本格的に挑んで行く…。クライマーとしての夢を追い掛け、前人未踏の頂きへと登り詰めたその先になにがあるのか。希望と絶望が織りなす世界で仲間の声を聞き、死への恐怖を乗り越える事ができるのか。とにかく夢中で読んだこのシリーズも堂々たる完結。喜び、哀しみ、全てを背負い登った先には感動のクライマックスが待っている!!
2023/05/28
ミッキー
笹本稜平氏のソロシリーズ三部作の完結編。ローツェ、K2に続きマカルー西壁の冬季初登頂を目指すクライマー奈良原和志の物語。デスゾーンに入ってからの息苦しい登攀の描写は感動です。亡き笹本氏のおそらく最後の長編山岳小説と思うと一頁づつ味わいながら読みました。合掌。
2023/07/07
TAKAMURA
いつものように、面白い。
2023/12/02
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