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人は何のために「祈る」のか

人は何のために「祈る」のか

人は何のために「祈る」のか

作家
村上和雄
棚次正和
出版社
祥伝社
発売日
2008-04-22
ISBN
9784396411053
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人は何のために「祈る」のか / 感想・レビュー

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かず

村上先生は遺伝子工学、棚次先生は宗教学がご専門。そのお二人が「祈り」に関する本を執筆されました。冒頭、ジャック・マイヨールの話が出てきます。彼が海深くまで潜るとき、心拍数は20まで落ちるそうです。そういう通常起こりえない「奇跡」が起きるのは、彼の真摯な願い=「祈り」のパワーのなせるものとあります。祈りとは「命の宣誓」であります。前向きな意欲は遺伝子を活性化させるそうです。遺伝子ONにして願いを叶えるためには、調和を求める心が必要とのことです。今この瞬間に感謝し、皆の繁栄を願うことが大切なのだと感じました。

2016/08/01

きんちゃん

 祈りについて、科学的研究が始まっているらしい。もちろんアメリカを中心にだ。祈りは宗教の独壇場だと思われがちだが、人がする「祈り」には宗教に関係なくとてつもない力が秘められているらしい。それを科学的に解明しようとしているのだ。そのような最新の研究の成果なども交えながら、祈りとは何か、どう祈ればいいのか、祈りは叶うのか、などについて納得できる話が書かれている。おもしろい。

2014/04/13

tsubami .+*

「祈り」はとてつもない力を秘めていて、われわれの潜在的可能性を目覚めさせてくれる行為である。祈り≠宗教的行為とは限らない。強い「想い」は遺伝子にも伝わり、奇跡が起こるチャンスがある。自分にとってのサムシング・グレート(大宇宙と自分の中にある小宇宙)を意識して、日常に祈り(遺伝子との対話)を取り入れたいと思います。

2019/11/20

REI

祈りというと、現代の日本では宗教的なことを連想し、敬遠されてしまっているが、本来祈りとは宗教とは関係なく、人々の暮らしに古代から根付いていたものだったのだ。祈ることを忘れ、目に見える科学しか信じず、便利な道具に頼り、自然すら人間の力でなんとでもなる、と勘違いしている私たちに注意喚起してくれる。

2015/03/16

とある

祈りと遺伝子について書かれている。祈ることによって体中の遺伝子の働きが変化し、良い作用を引き起こす。人間の生活に祈りは欠かせないと書かれており、自分の願いの祈りだけでなく、他の人のために祈ることが重要と記述されている。

2013/12/12

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