エッグノッグ
エッグノッグ / 感想・レビュー
ベル@bell-zou
「これは僕、卵男の日記だ。」。そのつもりで読んでるのに。アレ?ムムム!僕=卵男。いやまて僕≠卵男。卵男S。ほんの少し曲がった小指は僕?卵男?ルイーズ?テレーズ?最優秀めり込んだでしょうの彼?「もっともタチの悪い害悪はいつも無害さを装って近づいてくる。」んだって。気味が悪いけど気付かないから怖くないのが怖い。卵も日本酒も好きだけと卵酒は嫌いだ。だって卵もお酒も殺してる気がするから。クールで薄情な絵に魅了される幻惑の一冊。この書影じゃ絶対に伝わらないスタイリッシュな装幀。ふふふ。もったいないから教えない。
2021/02/13
龍國竣/リュウゴク
これはもはや美術書だ。日本語と英語とで書かれた匿名の「卵男」による日記。しかし、その「卵男」という名前も仮名でしかない、のに実在する「卵男」たちというふうに哲学的な香りのする文章。絵と写真とが様々な構成で掲載され、視覚的にも楽しませてくれる。
2013/01/06
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