ザ・ストーカー: 愛が狂気に変わるとき
ザ・ストーカー: 愛が狂気に変わるとき / 感想・レビュー
Akio Kudo
★★★ まだ消費税3%だった頃の本で古い。内容も疑問に感じるところがあるが、ストーカーが他人とのほどほどの距離を保てないのは変わらない。しかもデジタル時代でそれがますます困難になっているのは考えさせられる。
2021/03/07
やの
「電話というものは、送信する側の一方的な都合で他人を電話口まで呼びつけ相手をさせるという、まことに自分勝手、かつ暴力的な側面を持つ道具である。」
2011/11/21
amanon
平成9年発行と奥付にあるから、十三年も前に出たことになるが、今でも充分に通用する内容を持っていると思う。ストーキングを行う人物像を分類化と分析というのが、この書の主旨だろうが、どちらかというとその事例の荒唐無稽さを楽しんで読んでいたという趣が強い。それにしても、その醜悪なストーキングの事例、そしてそこから浮かび上がるストーカーの人物像の愚劣さというのは、殆ど筆舌に尽くしがたいものがある。しかし、そうしたエピソードを好きこのんで読んでいる自分は一体?という気にもさせられるが。
2010/08/09
Zn
ストーカーという言葉が生まれたのは90年代半ば。名付けられることによって取り上げることができるようになっている。精神病とパーソナリティ障害の違いの説明は腑に落ちた。
2023/01/21
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