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団塊の秋

団塊の秋

団塊の秋

作家
堺屋太一
出版社
祥伝社
発売日
2013-11-02
ISBN
9784396614737
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団塊の秋 / 感想・レビュー

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それいゆ

私はこの人たちよりもほんの少し若い世代ですが、学生時代や就職した頃が重なっていて懐かしい思いで読みました。でも一般的には、大学卒業前にきままな海外旅行に出かけられる人はごく限られていて、しかもこの人たちは東大や慶応、早稲田を卒業して弁護士、官僚、政治家、企業のトップに上りつめる人たちの話です。わずかばかりの退職金、企業年金で暮らす我々庶民にとっては羨ましいだけなのです。次々と自慢話を聞かされた感じがして、不愉快です。

2013/12/24

ゆか

「すずらん~」で紹介されていたのを見て。人々の心のひだよりも、経済の説明が多く(堺屋さんなので当然と言えば当然ですが)私には、合わなかったです。途中から参加しなくなった女子二人のその後の人生もおってほしかったし、女性が孫が寄り付かないことばかりに気を取られているという生き方の描き方が、受け入れがたかったです。あの時代に海外旅行ができたというくくりなので、しょうがないのでしょうが、みなさんが同じような恵まれた環境。もっと、多様な生き方、人々をみたかったなあ。

2014/05/22

いくら

両親が団塊の世代なので、興味深く読ませてもらいました。出てきた登場人物が大学出の官僚や公務員や民間企業のいいところまでいった人ばかりだったので、団塊の世代を語るにはやや偏りがあると感じた。最後まで読んでも、団塊の世代って結局いいとこ取りだなっていう感想は覆らなかった。

2014/03/23

T K

点で見て社会的地位がある者ですれ転勤、子の縁談、派閥、孫の進路、同居が当たり前とバブルに買った二世帯住宅は誰も寄り付かず老夫婦には広すぎて地価も下がる。線で見ると皆平坦というより下り坂。何を持って豊かか…子や孫に頼り頼られる間柄を持つことではないか。

2015/07/21

こすとがいん

再読。平凡な生涯を予想していたが大波瀾の生涯でした。と元国語教師からの封書の言葉がなかなか深いですね。

2021/03/14

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