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謹訳 平家物語 三

謹訳 平家物語 三

謹訳 平家物語 三

作家
林望
出版社
祥伝社
発売日
2016-04-28
ISBN
9784396615611
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謹訳 平家物語 三 / 感想・レビュー

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マリリン

鎧や兜等の説明も詳しく書いてあり、子供の頃見た大河ドラマのシーンが脳裏をよぎる。北の方の最後のシーンは記憶にないけれど、はかなくも美しい。当時怖い場面は眼を背け耳を塞いだ記憶を思い出した。

2016/12/23

でろり~ん

その昔から言い交され、語り伝えられてきた話を一巻にまとめたのが平家物語なんでしょうから仕方ないんでしょうけれど、語り手の視点が気持ち悪く移動していますね。この時代、弓と太刀が主なんですね。槍が出てこないです。銃文化と違って刀で人を斬るのはかなりの覚悟が居るんだと思います。命のやり取りと生き残された者の切なさと、この巻がクライマックスでしょうか。にしても源氏、やり方が汚い感じ。卑怯とさえ感じる。まだ終わりじゃないし、なぜそこまでする必要があったんでしょうか。逃げ道を残さないその戦術に全く文化を感じないです。

2017/05/17

Aki

ようやく良く知っている平家物語ぽくなる。こちらが原典に忠実だが。語り聞かせ物特有の一話一話が短く、めまぐるしく場面が変わるのにも慣れてくる。一場面一場面がとても美しく彩られているのが印象的。

2017/05/07

タオルケット

戦のシーン多めの巻。勢い良い文体が多く、心の中で講談調にしながら読んだ。源氏の活躍と天下を治める様が中心だけれど、平家の雅な部分や木曽義仲のくだりがあって、おもしろかった。

2016/12/17

のら

平家ダメだわ〜。重衡捉えられて、もう能登守・教経しかまともに闘える大将いないし。比叡山を味方にしようと氏神を厳島神社から日吉神社に変えた神罰としか。厳島神社の管轄権の西海で闘うのにそんなことしちゃダメだわ〜。宗盛が弱気な判断しかできないからこんな目に。もうツライ。木曽殿はあまり好きじゃないけど、最期は哀れよね。次の巻では平家が滅んでしまうのが分かってるから、悲しいです。真面目に書くと泣きそうなくらい〜。文体が常体と敬体が混じってるのが苦手。軍記物だしザラっとした感触の言葉を選んでほしかったな。

2016/07/15

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