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最強の女 ニーチェ、サン=テグジュぺリ、ダリ・・・天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)

最強の女 ニーチェ、サン=テグジュぺリ、ダリ・・・天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)

最強の女 ニーチェ、サン=テグジュぺリ、ダリ・・・天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)

作家
鹿島茂
出版社
祥伝社
発売日
2017-10-01
ISBN
9784396616199
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最強の女 ニーチェ、サン=テグジュぺリ、ダリ・・・天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ) / 感想・レビュー

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春ドーナツ

「ドラマチックな人生」「真実は小説よりも奇なり」という形容は、実は、彼女たち(5名)の生涯のために奉げられたものである。「である」と言い切りたくなる程、呆気にとられ魅せられた。鹿島さんが示唆するポイント(=着眼点の妙)が随所に配置された、テンポの良い文章は今回も冴えわたる。「ドーダ、ドーダ」は名言であり至言でもある。1920年代の爛熟のパリにタイムトリップしたい。その前にフランス語をマスターしないといけないけれど。後日、同氏による太陽王の評伝も読みたいと思う。

2018/07/18

ふろんた2.0

★★★

2017/11/28

ターさん

『最強の女』の定義は?「前口上」から盛り上がる。「彼女たちは。自らの価値において自立しているばかりではなく、その価値にほれ込んで次々に言い寄ってきた男たちの価値においても卓越している二重の意味でのスーパー・ウーマン」登場する男たちは、綺羅星の如く。ルイーズ・ド・ヴィルモランには、サン=テグジュペリ、マルロー、コクトー---。ルー・ザロメには、ニーチェ、リルケ、フロイト---。ガラには、エリュアール、マックス・エルンスト、ダリ---。ほれ込んだ「最強の男」たちの「総和」を考えると、『最強の女』の凄さかな。

2022/07/31

天使

おもしろい!! 有能な女

2022/04/26

てつこ

当時の才能溢れる男性を魅了したミューズ5名の人生を描く。虜にした男性の数と価値=女性の価値とした切り口なので、前口上の部分を読んだ時は「本選びに失敗したかな…」と思ったけど読み物としては面白かった。特にザロメとガラ。男性から解釈した女性と、女性から解釈した女性は多分微妙に異なっていて、その両性の相違が一致することは無いんだろうなぁといった印象。

2022/04/16

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