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世界一よくわかる新選組

世界一よくわかる新選組

世界一よくわかる新選組

作家
山村竜也
出版社
祥伝社
発売日
2017-08-31
ISBN
9784396616212
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世界一よくわかる新選組 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

歴史は勝者によって作られるーそこに判官贔屓の思いが重なる。新選組は大好きだ!幕府に恩を受けた物としての節義を全うするのみーほんの数年間の事だったのに、いまだ慕う気持ちが後を絶たない『新選組』国を思った坂本竜馬と人としてどうすべきかを思った近藤勇の対比は面白い。そして、近藤を生かすべく取った行動が見破られ、断首にされた近藤に土方は何をか思っただろうに。そこは色んな新選組を綴った物を読むたび感じる事。今頃二人はこの国をどんな思いで見ているだろうかー

2017/11/25

Die-Go

図書館本。わかりやすい新選組解説本(世界一かどうかはさておき)。新選組が好きな人なら大体は知っていて当然の内容だったけど、唯一、山崎烝による「取調日記」なるものによる、隊の編成の新たな発見が驚きだった。これは白眉。★★★☆☆

2017/11/25

黒猫

非常によくまとまった本でした。新選組の主要な人物は全て網羅しています。新選組をこれからよみたい人は、まずこの本から入ってみては如何でしょうか?新選組の本はたくさんありますが、この本は文献に基づいた考説がなされており、人物は客観的に書かれています。私は、この本からまた新選組をおさらいできました。特に山南さんの知識を整理できて良かった。あとは、新選組で一番強かった剣士は誰だとか、面白かった。沖田さんの女性関係や、最後は一人で死んだあたりは可哀相でした。土方歳三に一章設けてるあたりも良かった。新選組大好き!

2017/11/19

しきぶ

「燃えよ剣」からの自分的新選組ブーム。「燃えよ剣」で新選組自体のことや幕末の流れを再度認識してからの本書だったので余計に分かりやすくて面白かった。あのエピソードは史実ではないとか、逆にあのエピソードを裏付ける事実があるとか。当事者や彼らと実際に接した人が残した文献を考察して矛盾を突いたり、事実を炙り出したりと、新選組が生きていた時代がそれほど昔ではないと実感する。幹部列伝がまとまっていて分かりやすい。近藤勇と坂本竜馬の対比で彼らの理解が深まる。最強剣士は土方さんではないんですね。しばらくブームは続きます。

2018/01/06

えみ

内容的には同じ山村さん著『本当はもっと面白い新選組』の一部改訂版。すごく詳しいわけではないが、一通りの新選組情報が載っていて便利、しかもわかりやすい。第二章「土方歳三と剣」の土方愛刀・和泉守兼定の山村さん説は納得できるし面白い説だった。そして第六章「新選組の組織編成」の中の「金談一件」も興味深い。一つ一つの史料を読み解くとこんなに様々な可能性に巡り合えるのだと改めて感動。結末は同じ。だけど、それまでの彼ら新選組の生き方・あるべき姿はどんどん研究によって変わっていく。今後どんな真実が分かるのか楽しみ。

2017/09/07

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