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悪の箴言(マクシム) 耳をふさぎたくなる270の言葉

悪の箴言(マクシム) 耳をふさぎたくなる270の言葉

悪の箴言(マクシム) 耳をふさぎたくなる270の言葉

作家
鹿島茂
出版社
祥伝社
発売日
2018-03-02
ISBN
9784396616434
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悪の箴言(マクシム) 耳をふさぎたくなる270の言葉 / 感想・レビュー

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Chicken Book

考える葦、とか

2022/03/03

そらないわ

この本は、たくさんのマクシム(辛辣な人間観察を含んだ格言、箴言)が取り上げられているよ。 著者は、箴言の解説とともに、掘り下げているのだけれど、自己愛とか、自慢したい心とかを、”ドーダしたい”っていう、独特だけどわかりやすい表現をしているよ。面白いね。 人の原動力は、妬み、嫉み、恨みの「三み」だとか、社交界とは人間観察と自己鍛錬の場だとか、本当に面白い捉え方だね。 気になる箴言がたくさんありすぎて、折に触れて読み返したいな。

2024/09/20

Coders

恨み・妬み・嫉みの三み一体説で人間の本質を定義。 傲慢系の「俺はすごいんだぞ、どうだ!」と謙虚系の「俺は控えめだぞ、どうだ!」で対立しているかのようだが根本は同じでドーダ一神教での小競り合い。自分もそうだが、みんな自分が大好きで仕方がない。

2024/07/01

おの

図書館本。著者はロシュフーコーが大好きなようだ。フランス文学とフランスの歴史に興味が湧いた。不平等是正の社会設計の国と、不平等黙認の社会設計の国の話が面白かった。

2021/06/06

M

「人は人そのものを愛するのではなく、ただ性質だけを愛するのである」 「凡人は、概して、自分の能力を超えることをすべて断罪する」 「自己愛はわれわれの目に似ている。われわれの目は何でも見えるが、目そのものは見ることができないからである」 既にラ・ロシュフーコーの箴言集を以前読んでいたので、内容を改めて吟味して読むことができ、更に筆者の箴言に対する解説や具体例は読んでいて、なるほどなと思わされることもあるが、傲慢は人間の本質であることは否定しないにしても、怠惰さの面には素直に共感できなかった。

2019/04/24

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