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ぢん・ぢん・ぢん

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ぢん・ぢん・ぢん

作家
花村萬月
出版社
祥伝社
発売日
1998-07-01
ISBN
9784396631307
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ぢん・ぢん・ぢん / 感想・レビュー

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TAKA

長かった~ 性描写ばかりでエロい。ほんでもって登場人物のキャラが強烈すぎ。とてつもないブスはとてつもなく不幸で終わるんですね。ラストシーンには吃驚したけど哀愁でもあったかな。癖になりそうな花村文学でした。

2017/02/20

タナー

花村萬月氏の作品は実に久しぶりだったなぁ。それにしても、やっぱりスゴい。それほど多く氏の作品を読んでいるわけではないが、この作品こそ花村萬月の金字塔のようなものと言っても過言ではないだろう。イクオをはじめ、松代姉さん、芳夫、則江....。とにかく登場する人物全ての存在感がスゴい。物語も花村氏ならではの斬りつけるような、叩き付けるような文体でいきいきと描かれ、時間さえあればホントに一気読みしてしまうのではないかと思うほどだ。特に、想像もしていなかったラスト・シーンには、正直いって鳥肌が立った。スゴい!

2015/03/21

レニ

一週間近くかかって読了。10年ぶりに読みました。こんなに濃密な作品だったっけ、とボーっとしている。  新宿でヒモ修行を始めたイクオが、様々な女や男に出会い、思考を巡らせ、色んな(主に性的な)体験をし・・・ざっくり書くとそういう話。  美醜について、性についてとことん書き込まれている。それゆえ、読んでいて時々つらくなる。けれど読み進めずにはいられない。そんな作品です。

2014/03/04

つむじ風

かなり昔に読んだ本で、初めての花村萬月でした。この本を読んでしばらくは萬月さんばかり読んでいたくらい、がっつり嵌ってしまった本です。濃厚なのに繊細で、激しいのに穏やか。逆かな。繊細さが生み出す濃厚さ、穏やかさが生み出す激しさ。癖になってしまいます。

2013/07/26

こっち

初めて読んだ萬月作品。買って徹夜で夜が明けた頃読み終えて、全然寝れなかったこと今でも覚えてる。エログロで決して面白い作品ではないけど、切ない。とにかく切ない。

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