KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

魔風海峡: 死闘真田忍法団対高麗七忍衆

魔風海峡: 死闘真田忍法団対高麗七忍衆

魔風海峡: 死闘真田忍法団対高麗七忍衆

作家
荒山徹
出版社
祥伝社
発売日
2000-12-01
ISBN
9784396631833
amazonで購入する

魔風海峡: 死闘真田忍法団対高麗七忍衆 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

GaGa

ごめんなさい。この小説は全くダメ。序盤から吐き気がするほど受け付けませんでした。思想が片寄った気配の展開もどうにも…。伝奇小説として一見重そうながらも、結局は中身のないエンターテイメントもどき。ひたすら残念です。

2012/04/01

とも

★★★長すぎる。テンポが悪くて、読み進まない。スリーりーは古代大和朝廷が属国任那に莫大な金の仏像を隠した、それを朝鮮出兵で財政難にあえぐ豊臣政権が真田幸村に銘じるのが文禄・慶長の役真っ只中の朝鮮。結構の歴史考証がなされているんだろう。それは日本史のみならず朝鮮史や古代の日朝関係についても語られる史実。そこで出会う朝鮮忍者や、十勇士との死闘という架空の物語を加え、島津義弘や小西行長はじめ、登場人物も錚々たる面子が登場するのだが。ただ如何せんテンポが・・・。

2019/12/23

ねんこさん

山田風太郎リスペクトらしいが、内容は更に荒唐無稽かつ派手でむしろジャンプのバトル漫画的な雰囲気。 真田忍軍と言いつつ事実上の主人公が朝鮮の臨海君王子なので、ネットでde真実に覚醒した選ばれし賢人を自認する人にはイデオロギー的に全く受け付けられないと思うが、ドタバタアクションとしの出来はすこぶる高い。本編中ではあんまり良いところがなかった服部半蔵が最後美味しいところ持っていったのは笑った。

2017/03/27

聖月

◎◎副題は「死闘!真田忍法団対高麗七忍衆」。カッコイイ剣術、懐かしの忍術、驚きの妖術のオンパレードにワクワクするぞ。任那日本府の金が朝鮮半島に埋蔵されているという史実が浮き彫りになる。ときは、朝鮮出兵後半、豊臣秀吉虫の息、徳川家康出番前の頃。豊臣家復興のため、その金塊を手に入れようとする真田軍団。それを阻止せんと動く家康側の使者は服部半蔵。真田幸村に猿飛佐介に霧隠才蔵その他有名役者のオンパレード。加えて、妖術のオンパレードとくれば、面白くないわけがない。

2003/10/04

トーマス

真田七勇士VS高麗七忍衆で、どちらも幸村と臨海君が任那の金を欲しがる理由と志があり、どちらも高潔でたまらんというところが真骨頂だと思う。七忍がそろったところに震えた。しかし、グロ分多めな実際の戦闘が食傷気味で、展開も爽快さに欠けるところがあったので、ちょっとなあという感じ。そこまで全力で胸躍りませなんだ。最後に共闘して徳川なり明なりと戦う展開のほうが熱い気が。

2017/12/27

感想・レビューをもっと見る