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夜夢

夜夢

夜夢

作家
柴田よしき
出版社
祥伝社
発売日
2005-03-01
ISBN
9784396632496
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夜夢 / 感想・レビュー

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そのぼん

心理的に怖い作品を集めたホラー短編集。結構粒揃いな感じがしました。『月夜』と『夕焼け小焼け』、『顔』が印象に残りました。

2012/08/27

深青

夜更けの都会。明かりから漏れた都会の片隅で、本名も素性も知らない顔馴染みが酒を片手に怪談を語り合う。怖い話あり、エグい話ありでとても楽しめました。お話も怖いけれど…語り部たちの様子を想像するとなんだかひんやりしてくるというか、得体のしれない感じがするというか。そこも良かったんだけどね。特に最後の「願い」は良かった。怖かったけれど、素晴らしいと思う。なんだか…迂闊に中古車には乗れない。乗るときはお払いがいるかも。

2015/03/02

ヒロくま

人のようで人にあらずな顔馴染みが持ち寄る、不思議で怖い怪談談義が面白かった。読んだことのあるお話しがいくつかあり、(夕焼け小焼け)は印象に残っていた作品だったので、再度読む事が出来て嬉しかった。

2014/08/17

calaf

ホラー短編集だったのか...知らずに読み始めてしまったけど、それほどでもなかった気も。まぁ、本人もそう、あとがきで書いていますが (^_^;;;

2013/02/24

星落秋風五丈原

女性の心を題材にしたホラー作品をという要望に応えて、最もよく使われる女心の怖さをストレートに描いた。一途である事の怖さ、視野狭窄を起こすほどに人を恋いこがれる事のせつなさ。この作品を全体を統合させるイメージとして使っている。幕間に語られる語り部達の戯れ言がこの作品の最後の一行にリンクしていく。

2005/04/03

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