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静寂の子

静寂の子

静寂の子

作家
谷村志穂
出版社
祥伝社
発売日
2006-07-01
ISBN
9784396632656
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静寂の子 / 感想・レビュー

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ひろ

谷村志穂さんの作品は、これまで5冊読んでいるが、北海道大学農学部で動物生態学を専攻されていた方だから書けるのだろうと思う素敵な小説やエッセイだった。しかし、今作品はハッキリ言って駄作なのではないだろうか?設定も人物も理解することが難しい。官能小説なのかと思う部分もあるが、官能小説というのには中途半端。何をテーマに書いた小説なのか、最後まで分からなかった。残念な一冊。

2019/01/11

星落秋風五丈原

夫婦の愛、家族の愛とは? 水難事故をきっかけに、たがいにすれ違いはじめた夫婦。安らぎを求めるふたりの魂は、どこへ向かうのか? 北国を舞台に、永遠のテーマに挑んだ救済の物語。

2010/03/16

さんつきくん

北海道の夏、冬の自然の描写がイキイキと書かれていて、谷村さん特有の染み入る様な文章も健在でした。主人公の百合香と夫の靖季は大人や子供達に北海道の自然を体験させる「Burns」と言う私塾を開いていた。経営も含め、やりがいを実感していたある日、その私塾に通っていた戸田が海の事故で亡くなり、「Burns」は世間から目の敵にされてしまう。やがて、夫婦間にも亀裂が生じ、お互いが不倫に走る。百合香は情緒不安定で靖季を自分だけのものにしたいと考えてしまう。靖季は亡くなった戸田を思うあまり、残された家族のもとへ通う。

2018/10/28

みほ

これを言ったらこの話が成り立たなくなってしまうけれど、塾のキャンプに子供達を参加させている間の塾とは全く関係のない個人でおこしたダイビングの事故でどうしてここまで塾長が罪悪感を持ったりバッシングを受けなければならないのかがナゾ。 子供を預けて周囲に黙って難しいポイントに潜りに行った夫婦の方こそどうかと思うけれど。 そこが最後まで引っかかって読んでいてもどうしても違和感が残り納得できなかった。

2010/11/30

そのぼん

う〜ん、何だかなぁ…。ドロドロ事情を描いた話だったけど、イマイチ主人公に感情移入出来ない感じでした。残念。

2011/05/29

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