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LOVE or LIKE

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作家
石田衣良
出版社
祥伝社
発売日
2006-07-01
ISBN
9784396632663
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LOVE or LIKE / 感想・レビュー

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りゅう☆

石田さん、中田さん既読。素敵な男の子になった小太郎に再び会えて嬉しい。仲良し3人組男子の初恋の思い出、そして20歳になった彼らにとって彼女の本当の気持ちよりも大事なことに気付いた本多孝好さん『DEAR』、初の真伏修三さんは最初物語に入りにくくて、素直じゃない主人公に共感持てず。過去は過去、頑張った結果はついて来るし特典クン気になるし続編希望の山本幸久さん『ネコ・ノ・デコ』。ウロポストでの手紙のやり取りから始まったスローな関係や中村航さんの可愛すぎる挿絵にキュンキュンした『ハミングライフ』がお気に入り。

2017/01/31

takaC

「リアルラブ?」石田衣良;これが一話目で良かったのか悪かったのか?、「なみうちぎわ」中田永一;気に入った。、「ハミングライフ」中村航;挿絵も話の要素だとは驚いたが、自分で描いたのね。、「DEAR」本多孝好;20歳の笹山はるかさんも出てきて欲しかった。、「わかれ道」真伏修三;切ないね。、「ネコ・ノ・デコ」山本幸久;これが最終話で良かった。

2011/09/04

kazu@十五夜読書会

『ILOVE YOU』に続く第二弾。男性作家6人の恋愛アンソロジー小説集。①石田衣良「リアルラブ?」②中田永一「なみうちぎわ」③中村航「ハミングライフ」④本多孝好「DEAR」⑤真伏修三「わかれ道」⑥山本幸久「ネコ・ノ・デコ」。「DEAR」4人の素直さ恥ずかしさに…、「ハミングライフ」ほんわかしたなぁ、公園で牛乳を与えるのら猫と木のウロを通じて置き手紙のやり取りでのら猫の名前をドドンパと名づけたりする手紙がつなぐ恋の話。「なみうちぎわ」水難事故で植物状態になった姫子が目覚めると……水難事故になった原因が…。

2013/04/14

えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)

友情から愛情とか、好きから愛してるの距離感とか温度差というかそういう微妙な関係の人たちの短編集。中田さんのは「百瀬」で読んでたので再読となりますが、やっぱり好きだな。本多さんも安定して読みやすかった。一番好きだったのが中村航さんの「ハミングライフ」始めから終りまですごくかわいくってキュンキュンした。

2010/10/01

きさらぎ

LOVEなのかLIKEなのか、男性作家の書いた切ない話。手の届かない憧れの人に手が届いてしまうと違和感を感じて急に醒めてしまったり、ある年齢までは男女の区別がとてもはっきりされていたり、後から考えると自分でもはっきりとした理由などわからないこともある。でも一途な想いならわかる。5年間意識のない人のところへ通い詰める気持ち、今だから言える気持ち。本当に欲しいものに手を出すのは怖い。手に入らないかもしれない、続かないかもしれない。でも「終わりにする」と言って終われるようなことはきっと始まってもいなかったんだ。

2017/05/20

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