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忍法さだめうつし

忍法さだめうつし

忍法さだめうつし

作家
荒山徹
出版社
祥伝社
発売日
2007-07-01
ISBN
9784396632847
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忍法さだめうつし / 感想・レビュー

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カツイチ

高麗末期から李朝朝鮮にかけての元寇・倭寇をモチーフにした4編。この人の伝奇小説は豊富な歴史の知識と薀蓄の上に壮大なインチキを築き上げるところに面白みがあるんだけど、短編ということでいま一つ風呂敷を広げ切れなかった感じ。いつか一つの長編に昇華することを期待します。処刑御史やガメラのモトネタが披露されたのは楽しかったです。それにしても、何かと言うと美女がすぐ裸になって事に及ぶという展開はいかがなものか?おじさん読者の要請があるのか?オバサン読者としては一言言いたい「いいかげんにしろよ!」

2011/01/30

URI(病気養生

柳生は出てこないが忘れた頃にでてくるな大怪獣は。「呉牟爐イキまーす!」などとアホなこと書いてるのにいい話っぽくしてまとめる能力は相変わらず高い

2013/05/03

ムネリソ

皆、大好き超妖術師・安巴堅が大活躍。処刑御使誕生秘話

魔魔男爵

忍法さだまさしと言うギャグを期待したが、それは無かったが、ガンダムネタとガメラネタが出て来たのは良かった。1275年から1450年までの朝鮮史が語られます。四篇のオムニバスだが、日本人が出て来ずに、朝鮮妖術師同士の戦いもあります。高麗時代の安巴堅と李氏朝鮮時代の安巴堅が互いに処刑御使を飛ばしあって戦うエピソードが一番面白かったです。

2009/07/06

聖月

△『魔岩伝説』までの荒山節と、それ以降とは随分違ってきてる感。重厚壮大、緻密にして奇なる冒険譚だったのが、段々と骨格が細くなり、最近では歴史を背景にして登場人物が活躍するのではなく、朝鮮史を描くために物語られているようで、篤姫も知らない薩摩人たる評者にとって、史実の薀蓄は肌に合わない

2008/02/17

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