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黒い森

黒い森

黒い森

作家
折原一
出版社
祥伝社
発売日
2007-11-01
ISBN
9784396632915
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黒い森 / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

樹海その3。2視点から読んで最後に袋とじというスタイル。いつものトリックが仕掛けられています。

2013/12/26

あっ!chan

申し訳ないけど、今まで読んだ折原作品の中で一番しょうもなかった。表表紙から「生存者編」裏表紙から「殺人者編」そして中綴じで「解決編」と凝った仕掛けだが、内容は禁断の恋人同士が別々のミステリツアーに参加して現地で待ち合わせという展開…ちょっと読んだだけで、時系列の仕掛けもおもわせぶのツアーの目的もすぐわかるし…でもなんかどんでん返しの仕掛けがあるはずと読み進めても、結局は想像どおりのあっさりエンディング、そうそう傑作は出来ないけど、でもね?という感じの見掛け倒しのストーリーでした。

2021/04/09

そのぼん

二つのストーリーとそれを結びつける解決編があるという変わった構成の作品でした。 樹海に入ってからどんどん違和感が広がっていき、不気味でした。

2012/07/16

nyanco

前からは『生存者』編、後ろからは『殺人者』編、そして解決編は綴じ込みの中に…。せっかくの凝ったつくりなのですが…、う~ん…。二人が揃った時にやっと…と彼らがずっと手放さなかった荷物って…それ…?って感じで…。もっと凝ったものだと思っていたので拍子抜け。たぶん、最初にこの本の構成ありき、で描き始められた作品なのでしょう。凄く怖いお化け屋敷をずっと歩いて行って最後のクライマックスで、安っぽい書き割りにガッカリ…という感じです。

2010/05/18

paf ❤︎

外は秋の大嵐、静かにじっとりとした樹海ミステリを読む。真ん中ページが袋とじで、生存者編/殺人者編を表裏から読み進める、という奇抜な装丁に、もんのすごーーーく期待した。…期待し過ぎた(・∀・)。大勢死ぬけど。この仕掛けがなければ、内容としては三割減ぐらいかな。逆にこのアイデアで、もっとすんごいミステリが書けないかな。樹海独特の黒い迷走感はよかった。ラストもこれが最良だと思う。

2018/09/04

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