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早春の化石

早春の化石

早春の化石

作家
柴田哲孝
出版社
祥伝社
発売日
2010-04-11
ISBN
9784396633394
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早春の化石 / 感想・レビュー

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タックン

最近読んだ柴田さんの作品がよかったので探偵・神山シリーズ再読。再読だけど小名浜のソープ街とチキンレースのとこしか覚えてなかった(笑)作品の背景は柴田さんお得意の戦前の満州が絡んでる。美人モデルに失踪した双子の姉の捜索を依頼された探偵・神山の推理が光るハードボイルド。面白かった。真相はなかなか悲しいものだった・・・。それにしてもお姉さんが見つかってよかったし〇〇〇いたとは!! 黒幕はバレバレだよねえ。また神山シリーズ再読せねば。

2018/03/29

ゆみねこ

シリーズ第2弾らしいです。特に順番に拘らなくても良さそうですが。福島県の白河・いわき辺りを知っていたら、結構楽しめます。このシリーズ2作読みましたが、もういいかな?

2015/03/15

エンリケ

中々ハードボイルドな内容である。若い女の依頼者。謎が謎を呼ぶ成り行き。そして裏社会との交渉。ツボを押さえた内容は良くも悪くも安心して読んでいける。でも何故か主要舞台は東北。少々うらぶれた地方都市や田舎が、何とも言えない風情を加味してくれた。如何なる事態にもタフに冷静に対応していく主人公。この様なあからさまなヒーローは昨今意外に珍しい。少々女性に甘すぎるのもご愛敬。シリーズものの二作目と知らず手に取ったが、彼のレジェンドの元となった一作目に興味が湧く。ヒロインの壊れ加減には少々引いてしまったが概ね満足。

2017/06/20

ミーコ

探偵シリーズ 「冬蛾」に続き(順番は逆ですが)2冊めです。一作めでは、神山の偉そう?とも取れる喋り方が、耳につきましたが慣れたのか気にならず読了。後半から面白くなり一気に読み終わりました。洋子が・・・ そんなぁ あり得ないでしょう!ってトコは有りますが そこは まあまあー と言う事で未読のシリーズも読んでみたいです。

2014/09/08

冴子

先月読んだ「黄昏の光と影」で気に入ったので、きゃりさんオススメの神山探偵シリーズを読むことにした。シリーズ第1作目じゃないので、彼の生き様みたいなものがよく飲み込めず、外国の探偵みたいな外観にちょっと引き気味。でも依頼がとんでもなく無茶な割には新しい発見が運良く続き、壮大な一代記が明らかになる。満鉄がそんな存在だったのは知らなかったし、フラガールで有名になった常磐炭鉱の栄枯盛衰も勉強になった。佳子が金持ちの娘にしては尻軽過ぎて呆れたが、こういう人もいるのかな。

2017/10/01

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