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佳代のキッチン

佳代のキッチン

佳代のキッチン

作家
原宏一
出版社
祥伝社
発売日
2010-12-01
ISBN
9784396633530
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佳代のキッチン / 感想・レビュー

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takaC

これは良くも悪くも原宏一色ギンギンの一冊だったな。極めつけはこのメリーバッドエンディングと言っても過言ではない消化不良的なラスト。でも自分は『ヤっさん』級に好きかも。

2014/12/01

りんごのほっぺ

★★★★★ 「佳代のキッチン②」が出たので再読♪前回読んだ時は、終わり方が納得いかずモヤモヤしたけど…今回は割り切った上で!②ではその辺りが描かれるのかな~と、①を復習!失踪した両親のあれこれ、忘れてましたし(>_<)笑 モヤモヤのところを除けば、本当に素晴らしい本!料理は素晴らしく美味しそうだし、人との出会いやドラマが面白いし心温まる♡ 姉と弟のやりとりもいいな♡ 料理が本当に食べてみたい!「佳代のキッチン」のお店、オープンしないかしら?笑 料理ってレシピ同じでも作り手によって味が変わるのが不思議だよね

2015/11/05

nyanco

お客さんが持ち込んだ食材を「いかようにも調理します」という調理屋という仕事が面白い。キャベツだけを持ってきた子供に自分の過去を重ね合わたり、横須賀ではネイビーが食べたがった「おやき」の謎解きだったり…、京都の板前カレーの話も実に良い。地元の名水使うことで、その場所に住む人の口にあった料理を作る…という佳代の姿勢が清々しく、調理屋を通じて様々な人に出会い、佳代が成長していく話が各話とも本当に面白い。しかし、佳代と数馬を置いて家を出た両親については、どうしても首を傾げてしまう。続→

2011/01/09

ぶんこ

理想郷を求めて15歳と10歳の子供を置き去りにして去った親。 そんな親でも、子供にとっては大事な親なんでしょう。 切ないです。 読者として見ていると側としては、親とは言えない親を探して、キッチンカーの通路で寝泊まりする妙齢の佳代さんがいじらしいだけに、腹立たしくてなりませんでした。 佳代さんがしっかりしていて、弟さんも姉を理解し助けているのが何よりです。 続きがあるようですが、こんな親の事を続いて読めるか今は微妙に不安です。

2015/09/16

りえこ

移動調理車で、移動しながらお料理していくという設定にわくわくしました。料理はおいしそうだし、様々な土地の素敵さを想像して、旅みたいで良いなと思いました。両親探しは、引っ張りすぎて少しあっけない終わりに感じました。

2012/01/24

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