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くるすの残光 天草忍法伝

くるすの残光 天草忍法伝

くるすの残光 天草忍法伝

作家
仁木英之
出版社
祥伝社
発売日
2011-02-11
ISBN
9784396633561
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くるすの残光 天草忍法伝 / 感想・レビュー

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はらぺこ

こんなん好きです。次の巻が既に出てるのでシリーズ物なんでしょうけど、このペースで行くと何巻まで行くんでしょうね。 『序』を読むと、天草四郎から魂を分け与えられて特殊能力を得た者は種を与えられた主人公、右手、目、髪、肝を与えられた4人の修道騎士達。読んでる内に誰がどの力を持ってるか分かってくるんですが何か数が合わない。一人だけただ単に元から強いだけって事なんでしょうか?一人はアノ人物やから全ての能力を兼ね備えてるって事でしょうか?とにかく続きが気になります。

2013/02/18

nins

忍者小説。島原の乱、天草四郎時貞は、選ばれた「修道騎士」と呼ばれる精鋭に自らの「肉体に宿る力」を与え、少年寅太郎には「種」を与える。種は天草四郎の復活の為。そして四郎が残した七つの聖遺物は敵側の幕府の手に。戦闘シーンでは、わざとなのか、能力がよくわからないまま、戦闘終わってる。少年寅太郎がお世話になる夫婦の温かさに触れ、少しずつ心を開いていく成長話の部分で、一応一区切りしているものの、他の6つの聖遺物とか、老中の忍軍とか天海大僧正とかまとまらずに終わっているのは続巻もありでしょう。

2011/04/18

ヒロ@いつも心に太陽を!

好き。初めて読む仁木作品だから他と比べてどうとか全然わからないけど、私は好み(*^∨^*)ちょうど忍者とか修験道とかに興味あっていろいろ調べてたくらいだし、天草四郎は存在自体がミステリアスで彼の復活を願う修道騎士たちの異能な力といい、この先どのような結末を迎えるのか続きが気になる作品。実際のところ島原の乱ではかなりひどい惨劇が起きたようなのでもっとえぐい復讐場面があってもおかしくない題材だけど非常に文章が綺麗でさらさら読めてしまった。しかしたまさんは懐が広いというか、同性の私から見てもいい女だと思う。

2011/07/08

けだま

天草四郎時貞の最期の時、肉の一部を与えられた修道騎士達。四郎復活の時を願い奪われた七つの遺物を幕府から取り戻すべく戦う・・・という軽めの伝奇ファンタジー。物語はまだまだ序章でシリーズ化しそう。江戸の暮らしに溶け込むようにして暮らす修道騎達も、独特な雰囲気は伝わってくるものの、各々に掘り下げたエピソードが少ないせいか魅力が伝わりづらいので、続編での魅力度UPを期待してしまう。反面、庄吉とたま夫婦の愛情深さには癒されたぁ♪今後の寅太郎の変化が楽しみだ。牢番のきよが気になってしょうがない・・・再登場希望!

2011/06/15

マムみかん(*感想記入少なめです*)

島原の乱の後、天草四郎の復活を願う切支丹たち――四郎の“種”を授けられ、その言葉を皆に伝える義務を負った少年・寅太郎と、四郎の不思議な力を与えられた近習の修道騎士たち。 彼らは幕府に奪われた7つの聖遺物を取り戻し、四郎復活までに天下を清らかにするために戦う…という伝奇ファンタジー。 この設定で、つい山田風太郎『魔界転生』を思い浮かべちゃいました(笑)が、こちらはやけに爽やかでライト。 まだ聖遺物も1つしか出てこないし、寅太郎もお子ちゃまだし(笑)先が長いシリーズになりそうですね。

2011/03/10

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