くるすの残光 月の聖槍
くるすの残光 月の聖槍 / 感想・レビュー
マムみかん(*感想記入少なめです*)
シリーズ2作目。 相変わらず伝奇もの、忍法ものとしては爽やかすぎですが(笑)、1作目より緊迫感もあって面白く読めました! 訳ありで寅太郎たちの長屋に住むことになった少女・きよ、宗門改の期待の若手・佐橋市正、山の民など今後も関わってきそうなキャラも良かった。 何より、天海が聖遺物の槍で甦らせた死人…西の無双と称された武将。 敵ながらめちゃくちゃカッコ良い! 寅太郎たちがかすんじゃいましたね(笑)
2012/02/26
のほほん@灯れ松明の火
怪僧 天海があの方として描かれているんですね。 新しく山の民が登場したりで またまた登場人物が増えました。一人一人は魅力的な登場人物たちなので、活躍をもっと読みたいなぁーと思ってしまいます。(ちょっと もったいないような…)聖遺物は7つもあるし、まだまだ続きそうです。 内容が頭の中に残っている間に続きが読めたらなぁ…と思います。
2012/05/23
マサキ@灯れ松明の火
今回の寅太郎達の敵は、「死」に取り憑かれし「武士(もののふ)」…生ある時は、西国無双と呼ばれし強者。現時点では…敵方が強いですね。史実では有り得ない物語…彼らは、「理想の国」を創ることが出来るのでしょうか…?
2013/01/07
金平糖
聖遺物は七つだから七巻は刊行されるシリーズ物になるのかという想像通りになりつつある?桂冠に引き続き二つ目の槍のお話。宗茂の最期の言葉である「月からの風を感じる」から、彼の未練が何なのかを考えさせるミステリー要素もありましたが、死人と滅びの一途を辿る切支丹が描かれているだけに切ない。 滅びの前奏曲に思える作品ですが、寅太郎の出した「生も死も包み込む技があるとすれば、それは死に向かうものではなく、生そのもの」という答えに、滅びではない何かが隠されているのか、きよとの関係も含め、続編が気になります。
2012/04/05
T. みぃた
寅太郎たち聖騎士はまだまだ授かった力を活かしきれず(修行ちぅ…)西の無双 立花宗茂と彼を主君と仰いだ木下大蔵の最期の闘いが壮絶!山の生ける神話 象建さまにはまた出会えるかな?聖遺物はまだ二つ目☆
2012/03/07
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