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泣いたらアカンで通天閣

泣いたらアカンで通天閣

泣いたらアカンで通天閣

作家
坂井希久子
出版社
祥伝社
発売日
2012-05-15
ISBN
9784396633899
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泣いたらアカンで通天閣 / 感想・レビュー

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takaC

いやはや、またしても、つい読み耽ってしまったのであった。

2016/11/27

けんとまん1007

随分前になるが、2年ほど、大阪は森之宮にいた。何回か、通天閣にもいったなあ~。やっぱ大阪だよなあ~と、当時を想い出した。いろんな人との出会いがあって、環状線沿いの街のあちこちにも行ったよなあ~。こんな感じの空気が、ホンマによう似おうとるよなあ。人情の街というか、お互い様やというのが、根底にあるんだろうと思うし、照れ屋の裏返しでもあるんだろう。しかし、このバイタリテーと、ふところの深さは、いいなあ~。

2016/01/01

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

84/100点 大阪の新世界にある下町の商店街を舞台にした人情と家族愛の物語。じゃりン子チエを彷彿させる父娘を中心に、彼らを取り巻く人たちとのやり取りが面白く、一気に読み終えました。不倫や育児放棄などの深刻な問題を含みながらも、読後感は凄く良い作品に仕上がっています。関西出身の作者の大阪弁に違和感が無く、これぞ"THE大阪"というところが、大阪出身の私には凄く嵌りました。

2016/10/29

風眠

大阪通天閣の近く、北詰商店街を舞台に繰り広げられる父と娘の物語。言ってしまえば、先も読めちゃうし、よくあるパターン、なのに、なぜだか、読み終えるのがもったいない気持ちにさせられた。本を読んでいて、こういう「もったいない」感じになったのは、ずいぶん久しぶりなことだ。不器用でダメ人間だけど、うっとおしいくらい愛が深い父親ゲンコ。そんなゲンコをいい感じに操縦する娘のセンコ。大人になったジャリン子チエのような雰囲気で、登場する人のキャラがみんな濃くって、だけどその暑苦しさに何だか泣きたくなるような、大阪人情喜劇。

2013/12/02

ゆみねこ

通天閣のすぐ下の寂れかけた商店街に住む、父と娘。ダメ父としっかり者の娘の物語と単純に言い切れないのだが、どことなく可笑しみのある会話に思わずニヤリ。現実問題としては、こんな父親扱い難くて大変そう。カメヤが良い奴で救われた。

2014/05/28

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