夏雷
夏雷 / 感想・レビュー
初美マリン
娘を思う気持ちで真剣に登山のトレーニングを始めた山田に動かされ周りが動く、真剣というものは良いものだ。読み物として楽しめました。
2018/12/05
ゆみねこ
月島の便利屋・倉持は、元同僚の探偵・砂本からの紹介で、山田という男を北アルプス・槍ヶ岳へ登山させるという依頼を受けた。熱心に山へのトレーニングを重ねる山田。なぜ彼は槍ヶ岳を目指したのか?やたら倉持が尾行されたり暴行されたり、因縁めいた人間関係満載。まずまず。
2017/10/02
takaC
長野県警・山岳警備隊の原田さんは登場するし、山のシーンも何度かあるけど、物語の主な舞台は東京だった。そして謎解きは初級だった。
2013/05/10
ぶんこ
地元が舞台の、図書館推薦本だったので、山岳本の認識なく読み始めました。 山岳本が大好きなので、この作者の釜谷・原田両山岳警察官の活躍する本がありそうで、そちらが楽しみです。 この本は、ラストの結末の付け方に消化不良状態にされ、途中までの面白さが帳消しになってしまいました。
2014/03/02
まるぷー
元探偵で商店街の便利屋稼業に甘んじている倉持に山田という男が、槍ヶ岳に登る為のトレーニングの依頼をする。数ヶ月後、槍ヶ岳への山行の直前山田は失踪。やがて、高山市郊外の山道の車のトランク内で遺体となって見つかる。山田を信じる倉持は独自に捜査するが、彼の廻りに不穏な出来事が起こる。倉持に近づく静香、翻訳家の宮本、山田の件から手を引けという河東。様々な伏線が散りばめられ山田の槍ヶ岳への目的と事件の真相が明らかになる。読みやすく面白かったが、結末がぼやっとした感じたのと、純然たる山岳小説でなかったのが残念だった。
2020/07/09
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