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千年鈴虫

千年鈴虫

千年鈴虫

作家
谷村志穂
出版社
祥伝社
発売日
2012-10-11
ISBN
9784396633967
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千年鈴虫 / 感想・レビュー

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あつひめ

表紙は好き。源氏物語は「あさきゆめみし」で過去にも触れたことはあるけれど、光源氏の行動と女たちの想いになかなか満足いく答えを見出すことができなかったが、こうして現代の女に置き換えてみると何となく見えてくる気がした。女はいつも想い人の一番でありたい。あると思っている。ただそこに「疑い」が生じた時ほど厄介なことはない。バカな振りをして見ぬふりを通すしか男を繋ぎとめる術はない。惚れ過ぎたら負け。自制心を失ったら負け。女はなりふり構わず一途になれる。それを上手に操れる男こそが光源氏。温もりを欲しがるバブチャン男。

2012/12/31

Yuna Ioki☆

409-43-03 正直言って30そこそこの女性が70過ぎの男性に惹かれる気持ちが理解できない。。。極度のファザコン?^_^;しかも母親とも関係があるかもしれないのに。。。表面だけは源氏物語を引用したりで一瞬の綺麗さはあるが内容は気持ち悪すぎる。ラストに少しだけ光が見えた感じ。

2014/02/02

ヒロ@いつも心に太陽を!

綺麗な表紙で手にした一冊。読み始めてみたら、そこに描かれていたのは私には理解も共感も出来ないカオスの世界だった。源氏物語は好きなんだけど・・・千佳と自分が同年代なだけに余計「ありえない」と感じてしまって。相手が70代半ばって!それでも惹かれる理由が先生にはあるのだろうけど、読み手の私には伝わってこなかった。源氏物語からの引用文が出てくる度に『あさきゆめみし』で描かれた場面が頭に浮かんだ。でも光る君に先生をたとえるのは・・・うーん。

2013/04/02

ブルームーン

ドロドロしていて、かなりヘビーな内容だった。70代の男性にそこまで惹かれる30代の主人公の気持ちがイマイチわからなかった。

2013/12/06

MERIKO

源氏物語が好きなので、帯を見て興味を持って読んで見たけれど・・・ 「なんだかなあ…」という感じ。70過ぎのお爺さんが光源氏になりきってるのかなんだか分からないけれど、たくさんの女性と関係を持ちながら次々と女性を変えるなんて。しかも主人公の30代女性は彼を愛して、私だけが彼に抱かれたいと思っているのだから。自分の母親とも関係を持ったのに。理解できない私は未熟者なのでしょうか。

2013/02/10

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