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悪魔のDNAー園子温

悪魔のDNAー園子温

悪魔のDNAー園子温

作家
速水由紀子
出版社
祥伝社
発売日
2013-10-11
ISBN
9784396634285
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悪魔のDNAー園子温 / 感想・レビュー

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いたろう

渋谷の映画館で園子温特集の上映を観て、改めて園子温スゲェと。その園子温の「成り立ち」を全裸疾走事件などを起こして通知表に性的異常が見られると書かれた子供時代まで遡ってえぐることで、園子温の理解がいくらか進んだ気が。キューブリックの「時計じかけのオレンジ」に感動し、寺山修司に憧れた園子温が作る「人畜有害」なエンタメ作品。園子温に比べると北野武がなんてお上品に見えることか。万人受けはしなくとも、園子温は、現代の日本を代表する映画監督であることは間違いない。

2014/02/28

しーふぉ

10歳の時に学校に全裸で登校、君は知っているか?君の両親は毎晩セックスの快楽に浸っていると学校新聞に書き、通信簿に性的異常が見られる。精神科で診察してもらってください。と書かれたりと鬼才ぶりを幼少期から発揮。父親とは不仲となる。童貞を捨てるため新宿に行き、人妻とホテルに入るが、包丁を出され一緒に死んでくれと迫られるエピソードなど人生が映画そのもの。寺山修司を崇拝し、園子温の詩も載っているが、詩人としても非凡なものがあるようです。「俺は幸せを恐れないから」という言葉格好いいな。

2017/05/07

nbhd

園子温への僕の個人的な心酔を別にしても、読み物としてよくできていて良い。そして園子温への僕の個人的な心酔を別にしても、なにかノンフィクションの賞をとってもいいかもしれないと思う。父親との関係、寺山修司との邂逅を軸にして描かれる園監督の像、やっぱり面白いなぁ。p27「お父さんとお母さんの仲が最悪で、愛のない欲望だけの寒いセックスをやってしまった結果、避妊に失敗して君が生まれてしまったんです」

2013/10/19

mt_punt

向き合ってくれなかった父への怒りと悲しみが原動力。オススメです。

2014/03/12

ホリエンテス

何かを産み出せずには居られない人の話。 意識的に演じてる部分もあるのかもしれないが、表現者とはこういうもの。

2018/09/15

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