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ふたり姉妹

ふたり姉妹

ふたり姉妹

作家
瀧羽麻子
出版社
祥伝社
発売日
2015-05-14
ISBN
9784396634667
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ふたり姉妹 / 感想・レビュー

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hiro

東京で働いていた美人で優等生の姉聡美が突然故郷に帰ってきた。一方ずっと田舎暮らしで結婚も近い妹愛美は、姉の東京の部屋で暮らしてみたくなる。なぜ聡美が突然帰ってきたのか、妹の東京での生活は、そして姉の恋人、妹の婚約者を交えた話が、姉・妹の視線で交互に語られる。互いの気持ちをうまく伝えられなかった姉妹の関係も、互いの恋人・婚約者がいい潤滑剤になって、互いに理解できるようになっていくが、最後のルビーとサファイアの話で、この姉妹の関係をうまくあらわしている。ただ、あのプロジェクトはどうなったかが気になる。

2015/06/07

おしゃべりメガネ

やっぱり自分にとって当たり外れのある瀧羽さん作品で、決してハズレとまでは思いませんが、少なくとも残念ながら自分にとってはアタリではなかったかなと。タイトルどおり「ふたり姉妹」のお話なのですが、自分が男兄弟だったせいもあり、なかなか共感できるポイントが見つけられず、読者さんが女性姉妹ならストライクな感じになるのでしょうね。しっかり者の姉と自由奔放な妹という、よくある対照的なキャラを交互に書き綴る作風でしたが、正直どちらにも感情移入できずなカタチに。しいて言えばお姉さんのほうがまだイライラしなかったかなと。

2015/12/12

タックン

東京でバリバリのキャリア・ウーマンになってふとしたことでつまずいて実家に帰ってきた姉と田舎の実家で結婚を迎える妹の物語。俺は長男で田舎育ちで東京方面の大学に行ったので姉・聡美の考え・生き方が自分のことのように共感したかな。そして聡美が田舎で旧友と再会しながら癒されていくとこがよかった。妹の結婚前の迷いもわかるような気がする。そして最後は2人のささいな喧嘩と仲直りのバタバタでちゃんちゃん・・・・・。正反対な二人なのにどこか似てるってとこがおつだった。姉妹の彼氏2人ともいい人過ぎるな(笑)

2015/07/17

mariya926

性格やタイプが正反対の姉妹。姉が職場でのトラブルでダメージを受けて帰省します。妹は田舎で結婚して家を買う事まで夢見ながら生きていますが、東京に行ってみる事にします。うーん。なかなかリアルというか、姉妹ってこんなもんかも??相手の男を見る目が面白いですね。柏木さんはちょっと分からないけど、公太君とかはものすごく良い人なのにちょっと可哀想。この作家さんの本は全読したいけど、なかなか手に入らないですね。

2023/11/04

みかん🍊

田舎を出て東京で一人暮らしバリバリ働いていた姉聡美、高校を出て地元で就職し実家暮らし、もうすぐ地元の恋人と結婚間近な妹愛美、対照的な姉妹、田舎が嫌いで都会に憧れ上昇志向の強い聡美と田舎でのんびりと暮らし結婚し家庭を持ち家を建てる事に幸せを感じる愛美、どちらが正しくどちらが幸せとは言えない、姉妹の関係は大人になってもやっぱり変わらない、ちょっとしたすれ違いが感情をセーブ出来なくなってすれ違って行ってしまう。聡美の恋人柏木も最初はいけ好かない男かと思ったら意外にいい人だった、聡美の職場復帰後が気になる所です。

2015/07/09

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