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ホームズ連盟の冒険

ホームズ連盟の冒険

ホームズ連盟の冒険

作家
北原尚彦
出版社
祥伝社
発売日
2016-02-09
ISBN
9784396634889
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ホームズ連盟の冒険 / 感想・レビュー

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KAZOO

ホームズ物のパスティーシュです。うまく考えたもので、ホームズに登場するわき役たちが主人公となる物語です。私は最近結構モリアーティ教授やモラン大佐などが好みになってきています。この二人が推理する物語も結構楽しめます。北原さんのこれは2作目なのですね。最初のほうも早めに読まなくては。

2016/09/10

Die-Go

久々の一人シャーロック・ホームズ祭り第20弾。シリーズに登場する脇役達を主役に据えた、日本人作家によるパスティーシュ。その面々はモリアーティ教授やその副官モラン大佐など有名所に限らず、少年給仕ビリーやホームズにワトスンを紹介したスタンフォードなどちょい役もが主役として仕立てあげられている。一つ一つの物語がそれなりに整っていて好印象。しかし、若干軽いノリが感じられる文体なのが残念な所。前作にあたる『ホームズ連盟の事件簿』も読んでみたい。★★★★☆

2017/09/08

宇宙猫

★★★★ 脇役たちが活躍する短編集。読み易くて面白いし、シャーロック・ホームズ細部を忘れていても楽しめる。2冊目だったので、1冊目も読みたい。

2016/05/16

Norico

ホームズの周りの人たちを主役にした短編集。モラン大佐とか、モリアーティ教授とか、悪役の皆さんからの視点のお話もあったりして面白い。ワトソンとホームズを出会わせたスタンフォードのお話と、ワトソンの奥さんのメアリが探偵役のお話が好き。

2017/01/12

タカラ~ム

シャーロック・ホームズシリーズに登場するホームズ以外のキャラに着目したホームズパスティーシュ短編集の第2弾。今回は、悪役であるモリアーティ教授やその腹心であるモラン大佐も主役を張っている。北原さんが筋金入りのシャーロキアンなのでパスティーシュの完成度は抜群なのだが、それもベースとなるのは原典であるホームズシリーズの登場人物たちの魅力の高さによるものだと思う。そう考えると、100年以上前にホームズ作品を生み出したコナン・ドイルってすごいと思う。

2016/04/16

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