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ソウル行最終便

ソウル行最終便

ソウル行最終便

作家
安東能明
出版社
祥伝社
発売日
2016-04-12
ISBN
9784396634919
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ソウル行最終便 / 感想・レビュー

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ナミのママ

4kテレビの技術をめぐって、日本企業、韓国企業の攻防戦、売春も絡んで、日本の警察と公安が入り乱れるスピーディーな展開のスパイもの。タイトルの意味は最後になってなるほど!でした。息をつかず一気読みの面白さではあるけれど、ちょっと疲れました。他の方も書いているけど、ドラマ向きかな、じっくり読むという感じではありません。殺人が絡むことはないにしても、こういう企業スパイ、日本は天国なでしょうかね。

2016/05/15

ミスターテリ―(飛雲)

日本人の産業スパイが企業から持ち出したマイクロSDカード、その中に次世代8Kシステムの開発に必要なソフトウェアが、もし韓国企業の手に渡れば、日本の産業界全体に計り知れないダメージが。韓国企業の保安員、日本の外事警察、そこにたまたま韓国からの出稼ぎの違法労働者を探っていた警察との争奪戦が始まる。複雑な仕掛けもなく単純な奪い合いが読みやすく面白かった。ついにSDカードを手に入れた韓国トップがソウル行の最終便に乗るため空港に、そして最後の駆け引きが・・果たしてこの危機的な状況で日本側は阻止できたのか。   

2021/10/17

こうちゃ

☆3 東京・赤羽中央署の疋田務率いる生活安全課の活躍を描いたシリーズ第三弾。4Kテレビ市場の世界トップシェアを奪える次世代技術のデータを廻り、公安、企業、別件の事件を追う疋田らの攻防戦。最終的にSDカードを手にするのは誰なのか?キーになるSDカードは誰が持っているのか?まるでババ抜きのジョーカーの行方を疑心暗鬼になりながら追うような心持ち。あ~そこにあったのか!?それにしても、逃げられすぎのような気がした。

2016/09/06

すずきさん

4Kテレビの画像エンジン用ソフトを巡る産業スパイの物語。韓国メーカーと日本の技術者の関わりが良く描かれていた。警察と産業スパイが攻防を繰り広げる。

2016/04/28

はじめさん

巨大成長が見込まれる4Kテレビ。日本メーカーの社員が、韓国企業移籍の手みやげとして、内部データを持ち出そうと試みた。警備員のファインプレーで未然に防がれたかと思ったが、その警備員が姿を消す。なんとしてもデータを手に入れようととする韓国企業から放たれる保安部社員(元警官や軍人)と技術の流出を防がんと日本公安の暗闘開始。/ 韓国企業による技術者引き抜き。行ったところで1年か2年かで使い捨て。週末の成田、韓国行き最終便に乗るか乗るまいかで逡巡する技術者はたくさんいる…らしい。ほんまかいな。(H28/232)

2016/09/04

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