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パンゲアの零兆遊戯

パンゲアの零兆遊戯

パンゲアの零兆遊戯

作家
上遠野浩平
出版社
祥伝社
発売日
2016-11-10
ISBN
9784396635121
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パンゲアの零兆遊戯 / 感想・レビュー

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あも

おぉ。ジェンガ。楽しいよねー。まさか世界の経済がジェンガで決まっていたとは…!?!?エスタブと呼ばれる予知能力者がその力を競い、出資者達は勝者の予測した未来に賭ける。一癖も二癖もある能力者達。復讐を誓う女、10年前に舞台を去った謎の男。盤外戦術、ハッタリ読み合い何でもありの知的遊戯。零元東夷、欧風院なんちゃら。中二心をくすぐるネーミングセンスと小癪な言い回しの台詞。めっちゃ面白そうじゃん!でもさ!ジェンガじゃん!お前らがやってるの紛う事なきジェンガじゃーーーん!じぇんじゃんじぇんじゃん、うるせーじゃーん!

2019/07/10

神太郎

未来予知者と言われるエスタブ。彼らはパンゲア・ゲームという世界経済すら動かす者たちだ。その中で伝説級のプレイヤーである零元東夷が10年ぶりに帰還する。最初はソウルドロップシリーズの最新刊かなと思いきや、スピンオフっぽいです。みなもと雫に関連する人物が出てきたりなかなかそっち追っていると楽しいですね。生瀬ちゃんは危うく、Zガンダムのカミーユ状態になるところだったんですねとかなんかそんなこと思いながら、零元がクールに去るのを見届ける他ないのでした。

2023/07/31

miroku

要はジェンガ? 単純なゲームで、これだけ勝負を盛り上げられるのが上遠野さんらしい。

2019/09/07

buchipanda3

先読みの天才たちが対戦するパンゲア・ゲーム。停滞気味の彼らの世界に、かつて無敗で消息を絶った零元東夷が戻って来た・・。何というか一風変わった世界観を楽しめた作品。繰り出される会話や言葉には深い意味が有りそうで無さそうで、それでいて不思議と読み易い。著者のセンスにいつの間にか取り込まれていく感じ。いかにも対戦ものらしい展開が続く中、果たしてどういった終わり方をするのだろうという興味で最後まで読み切った。終盤のテンションが高まる中、無限ゲームに対する零元の決めセリフが印象的。それにしても彼はどこまで・・。

2016/11/13

緋莢

タワーの如く卓上に積み上げられた777個のピースを移動させ、誰が崩すかで勝敗を決する「パンゲアゲーム」。それを行うのは「エスタブ」と呼ばれる〝未来視”が出来る人々で、その勝者の〝予言”は世界経済の流れを決定すると言われていた。エスタブに、自分の恩人を殺された生瀬亜季は復讐のために零元東夷という男を連れてきた。かつて、パンゲアゲームに10回参加し、10回とも勝利しているという記録保持者である零元の参加に、パンゲアゲームが大きく動いて・・・

2017/06/01

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