Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス
Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス / 感想・レビュー
starbro
石持 浅海、3作目です。『Rのつく月には気をつけよう』シリーズは、初読です。美味しい酒と肴、日常の不思議の宅飲みライトミステリ連作短編集、休みの日に読むのに適当な緩さです。オススメは、『タコが入っていないたこ焼き』&『一石二鳥』です。Rのつかない月は、May、June 、July、Augustの4つですが、年に8か月も気をつけないといけないのでしょうか?
2019/10/22
ちょろこ
家族、家庭がにじみ出ていた、一冊。今作も最高だった。にぎやかなスタートに自然と顔がほころぶ。時の流れを感じられるシリーズものはいいな。家庭ならではの日常の謎、そして相変わらずのそそられる酒と肴も家庭料理、家庭の味を感じられ、まさに家族や家庭がにじみ出ている感じ。そして毎回入るお約束の「そういえば…」スイッチ。前作よりもコンパクトながらも楽しめた。四人に柔らかな空気が流れている感じも心地良かった。たこ焼きの苦味の残る後味から一石二鳥でお口直しのような構成、展開もお見事。またまたしてやられた!完敗に乾杯!
2019/09/25
みかん🍊
おお、そう来ましたか!やられた~前作を読んでからかなり経つので細かい事は忘れているが、それでも面白かった。一時期中断していた2組の夫婦とその子どもも交えての家呑み、美味しい肴とそれに合うお酒でたわいもない話の謎解きで盛り上がる、殺人は起こらない、悪魔から頭脳を買った男から見れば些細な事柄が違って見える、イラストも素敵で電気圧力鍋、タコ焼き機、ホットサンドメーカーなど時折出てくる調理家電に思わず買いたくなる。
2019/11/14
ダイ@2019.11.2~一時休止
Rのつく月には気をつけようその2。宅飲み時のちょっとした会話から謎を解く日常の謎系?。やっぱり最終話が一番イイ。
2019/10/02
さっちゃん
宅飲みミステリ続編。前作から時が流れて親になった彼らだけど、学生時代と変わらぬ良い距離感のまま。おいしい料理とお酒を楽しみながらの宅飲みは羨ましい限り。 子持ちになったということもあり、謎の出所がママ友だったり、彼らの言動に父や母としての一面が出たりと、前作からの変化も楽しめた。 前作は最終話でサプライズがあったけれど、今作も最終話に仕掛けがあり思わずページを戻って二度読みしてしまった。そうかぁ~!うんうん、そうなのかぁ~! サクッと読めるので軽く読みたいときにオススメだけど、空腹時には要注意!
2019/11/24
感想・レビューをもっと見る