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見えない誰かと

見えない誰かと

見えない誰かと

作家
瀬尾まいこ
出版社
祥伝社
発売日
2006-12-01
ISBN
9784396681197
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見えない誰かと / 感想・レビュー

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初雪ハロー

私も教員なので、共感できました。かなり、面白かったです。オススメの本です。

2019/04/25

yoshida

瀬尾まいこさんが教員時代に書いたエッセイ。小説と同じく、暖かくほっこりした読後感が得られる。瀬尾さんの周りには暖かい人が多いというよりは、瀬尾さんが周りの人の暖かな部分や優しさを見つけることが上手なのだと思う。あるいはそれを指針として生きているのかも知れない。勤務先の学校の校長先生や同僚、生徒たち、家族や親族、そしてアルバイト先のおばさん達。多くの方に囲まれ、大変なこともあるが、暖かなエピソードで締め括る。作中にある考え方の「楽しくやれば楽しい」、「まずやってみる事」。これが瀬尾さんの作品の源流と感じた。

2018/04/11

パフちゃん@かのん変更

瀬尾まいこさんのエッセイでした。9年間高校、中学の国語講師を勤めたのち採用試験に合格。正規の中学校国語教師になったが、2011年3月に退職された。このエッセイには講師時代、教諭時代の経験が書かれている。自身の家族や親戚の話も書かれている。従弟のたぬきとロバートの話が面白かった。学校時代の経験は貴重だけれど、教育現場は忙しいから小説家と両立は難しいだろうな。

2013/06/25

にいにい

瀬尾まいこさんのエッセイ。教員をされていた頃や大学時代のことを綴られている。瀬尾さんの作品の魅力の原点が良くわかる。どの逸話も瀬尾さんが、登場人物のいいところ見つけている。最初、嫌や苦手な人も最後は、良い人となっている。こんなふうにみんなが、人の長所を見つけていけたら、もっと世の中住みやすくなるのかな。校長、教頭、同僚教師も生徒のことを考える凄い人揃い。瀬尾さんの周りだけこんな状態?世間では、なぜ学校崩壊なんかなるの?という疑問が出てくるほどの逸話ばかり若干脚色は、有るんだろうけど、心温まる。

2013/11/28

aoringo

瀬尾まいこさんの教師時代のエッセイ。厳しいこともあっただろうけど、記憶に残っているのは楽しくて幸せな記憶ばかり。先輩の先生だけでなく、時には子供たちにも教わることがある。楽しかった思い出が多いのは持ち前のおおらかさだからなのか、良いところを見付けるのが上手だからなのかな?瀬尾さんのほっこりした優しい小説の原点を読めて良かった。

2019/06/02

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