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ひばりの朝 1 (Feelコミックス)

ひばりの朝 1 (Feelコミックス)

ひばりの朝 1 (Feelコミックス)

作家
ヤマシタトモコ
出版社
祥伝社
発売日
2012-08-08
ISBN
9784396765552
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ひばりの朝 1 (Feelコミックス) / 感想・レビュー

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れみ

周囲から“魔性の女”的に見られてしまう少女日波里(ひばり)が主人公のお話。でも主人公よりその周りの人たちのお話とか彼らから主人公を見たお話という感じ。辻先生視点のお話が、これくらい割り切る努力をしないと色々な感情が渦巻く場所で暮らしていけないだろうし、案外こういう先生ってたくさんいるんじゃないかと思った。読んでいて気持ちのいいものばかりではないけど不思議と引き込まれた。

2014/05/23

14歳の女の子を主人公に描くドロリッチな物語。悪意剥き出しの人だけじゃなく、表面で味方の振りして内心ではほくそ笑んでいるとか、ホント読んでいてしんどくなる。異性からは性的な目で見られ同性からは敵扱いって人は、男女関わらず必ず存在するけれども、物語として読んでいくと本当に人間の愚かさ、醜さがこれでもかってほどに追い討ちをかけてくる。テーマはおそらく「魔性を取り巻くもの」なのかなぁ。魔性と呼ばれる人の持っているものと周囲の人の嫉妬や憎しみ、怒り、拒絶の正体を暴こうとしているのかも。次回作、やっぱり気になる。

2013/04/15

wata

1人の少女を巡って、彼女を取り巻く人々が勝手な妄想やミツの味や、興味本位で追い詰めていく感じが淡々と。誰も彼女をよく見て助けようとしないの?

2016/01/01

くりり

日波里、中2、発育が良く女性的な身体つき、クラスでは浮き、友達はできず、男性からは性的な目で見られ...重い

2016/01/22

ネロ

ヤマシタさんらしいというか..でも今作は「HER」とかに比べてちょっと後を引く気持ち悪さがありました。作中に漂う負のオーラが強過ぎて。外見と内面に大きなズレを抱える少女、日波里。母親でさえも彼女のズレ気付きません。結局外見のイメージに引っ張られて周囲が彼女をそうしたててしまいそうで恐いですね。訥々と語る幼い口調がなんだか不気味です。作中、「死ねよ、頼むから」とか「ふざけんな」ってセリフが多過ぎてちょっと気分悪くなりました。しかし、登場する女性全てに共感してしまいます。やっぱりそこが凄いですね。

2012/09/06

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