わたしの信仰: キリスト者として行動する
わたしの信仰: キリスト者として行動する / 感想・レビュー
樋口佳之
何度もドイツ憲法前文「神と人間とに対する責任」が語られていたのが印象的。政策、政治的判断のあれこれの場面で自らの信仰に立ち返っている様が読み取れました。(誇張もあるのでしょうけど。)/原著が選挙のあった年に発行されているというのは生々しいお話で、この内容が広く知られることが選挙戦に有利に働くのであろうことは驚きです。
2019/05/25
trazom
メルケル首相には、物理学者としての理性とキリスト者の深い信仰が共存している。現代社会の数多くの問題--難民、生命倫理、格差、デジタル化、環境等--に、これほどまでに、聖書に照らした深い思索を巡らせているのかと感動する。また、ルター派のメルケル首相がフランシスコ教皇(私も、大好き!)を愛する姿は、彼女の信仰が、エキュメニカルな広い心に根差していることの証である。「質的に優れた成長」など、信仰に支えられた含蓄ある言葉に心を打たれる。日米のトップが、国会やツイッターで発する薄っぺらな言葉との違いは、歴然である。
2019/03/27
魚京童!
やっぱメルケルすごいわ。
2019/07/14
aisapia
キリスト教について勉強しようと思っていて見つけた本。でもキリスト教について理解してから読んだ方がよかったかも?信仰に関する話なのでフワッと性善説みたいな内容もあるけど、今の日本の総理大臣にここまでの話ができるか?と考えるとメルケルさんは素晴らしいなと思う。やっぱ海外は宗教なくしては語れないし、本来の宗教は精神性を育てるもので変な壺を売るような団体とは違うよね。信仰って本当は悪いものじゃないなと思う。自分の想いをしっかり語れる指導者が日本にもいたらなぁ…
2022/09/16
レモンメロンパン
前半は聖書に基づくメルケルの考えが述べられていて興味深かった。特に、マラキ書が取り上げられていたことが心に残った。 後半はより政治的な話になり、私としてはあまり興味が沸かなかった。
2021/12/07
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