*ナンシー関の顔面手帖94夏
*ナンシー関の顔面手帖94夏 / 感想・レビュー
阿部義彦
マイ古本屋で拾いました。1994年。シンコーミュージックより。もはや、消しゴム版画を真似しようとする者もいない。たった1代で消えた芸術、この頃こういう1代限りの事をやる人結構多かったです。 盆栽アート、段ボールアート、それを普遍化して、1人で多重化したのが、みうらじゅんなのかな?でも、ナンシーの場合は何よりもその批評眼が大きかったのだろうね。
2024/11/23
ゆきんこ
ナンシー関は2002年に亡くなっているが、NHKプレミアムドラマ『ナンシー関のいた17年』で彼女のこと、消しゴム版画のことを知った。そしてその版画集とも言えるこの本だが、タイトルにもあるように1994年に出されたものなので、知らない人もすでに他界されている人の顔面版画も多い。20年前は的を射ていて面白かったのだと思うが今読んでみると回想のような気持ちで読めばなんとか読めた感じである。20年前に知っていればもっと楽しめたであろうに・・・しかし20年前も今も彼女の右に来る消しゴム版画家はいないと思う。
2015/02/02
mamaichi
☆☆☆
2014/12/26
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