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少女への手紙

少女への手紙

少女への手紙

作家
ルイス・キャロル
高橋康也
高橋 迪
出版社
新書館
発売日
1978-01-05
ISBN
9784403030017
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少女への手紙 / 感想・レビュー

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びーとぅん

平凡社ライブラリーに入っているのを書店で見かけたので、図書館で借りました。題名通り、ルイス・キャロルによる少女たちへの書簡集です。『不思議の国のアリス』の誕生秘話からも伺えますが、この人の純粋な少女趣味はかなりのもので、生涯にわたって少女の友達をたくさん作っては文通したり、家に招いたり、していたそうです。決して手を出すことはせず。直筆の書簡をそのまま掲載されているページでは、鏡文字や言葉遊びを使ったキャロルの子供を楽しませるためのトリックがたくさん詰まっていて微笑ましいと同時に、これを社会的には教師・

2014/11/23

ヴェルナーの日記

著者は、オックスフォード大学の数学教授で、『不思議の国のアリス』等の児童文学作家であり、写真家でもあった。その多才さは、天才肌と呼ばれる部類の人であったと思われる。生涯独身を貫き、少女を愛した著者(少年は嫌いだった)は、今でいえば完全にロリコンであるが、天才は凡人とは違う一面を持つ。彼も、その一人であった。本作は、一人を除いて総て、様々な場所で出会った少女達との手紙をまとめた作品で、その数が70数人にも及ぶ。そして彼が、書いた手紙は9万8千7百21通という膨大数に及ぶ。いわゆる手紙魔だったのである。

2014/05/31

ひとちゃん

著者は、第2刷p199,14行目にキャロルのことを「無味乾燥な講義で学生を退屈させたというオックスフォード大学数学講師」と書いていた。その根拠が知りたい。

2012/03/13

馬耳抜

時候の挨拶から手加減抜きのナンセンス(訳者風に言えばノンセンス) それもその筈、それは彼女らの言葉なんだから。何にせよファインダーの向こうの「あの子」を捕まえようと躍起になっている先生が、手紙に手を抜けるばずない。

ao*

図書館で借りて買いたくなった。何度読んでも飽きない。

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