ウサギの本 (絵物語・永遠の一瞬)
ウサギの本 (絵物語・永遠の一瞬) / 感想・レビュー
ふじ
おすすめされて。分類上は児童書なんだけど、これを好む子どもは大人だなぁ。ある日突然押入れにうさぎが…!これがまた、味のある奴なんです。本が好きな、知識欲にウキウキしたことがある人は好きな物語だと思います。良かった。
2018/06/08
Bartleby
松浦寿輝による絵本。詩集も「ウサギのダンス」だし、彼にとってウサギは何か大きな意味をもつのだろうか。押し入れの中で勝手に古本屋を開業したウサギとの束の間の暮らしを描いた物語。ほかの動物が押し入れに本を買いにくる。「私」より断然みんな教養がある。ウサギは詩人でもあり、「私」に対して吐く詭弁が可笑しい。最初は不平を言っていた「私」もしだいにウサギのことが気に入りだす。ほんのりと寂しくなる話だった。
2023/08/23
みーまりぽん
松浦寿輝さん、こんなかわいらしいお話を書くんだ、、 イメージになかった・・・と言いつつ、初めて作品を読んだくせにイメージもなにもなかろうもんだけど。。 実話を下敷きにした(と言い張ってるらしい)うさぎとの短い物語。
2015/12/28
わらいかわせみ
昨日読んだのだけれど、読書メーターを覗いたらそんなに読まれてないみたいで、ちょっと嬉しいような悲しいような。 家が焼けてしまうのは勘弁だけど、まあ、家に一匹欲しいおじいさんウサギ。
2012/09/09
watausa
昔読んで、題名を忘れてしまって探してた本を見つけました!マンガだと記憶してたのに絵本でした。文章が優しくて、読んでいるのに文字を忘れてしまうような素敵なお話です。こんな古本屋さんなら大歓迎です。
2013/05/18
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