歌舞伎ワンダーランド
歌舞伎ワンダーランド / 感想・レビュー
belle
9月10月と続けて歌舞伎座の幕見に行った。久しぶりに立ち寄った古書店で以前から欲しかったこの本を見つけて購入。須永朝彦らしい~奇想、幻想をよぶ歌舞伎~案内。「世界」一覧と御家の重宝一覧は嬉しい。重宝には様々あるが、見てきたばかりの「三人吉三」では刀剣庚申丸だ。六代目歌右衛門や先代雀右衛門、若かりし頃の菊五郎に孝夫と玉三郎。彼らの舞台写真が花を添える。浮世絵も数々。歌舞伎をワンダーランドとして大いに楽しめる一書だが、詳細で深い内容に心して読んだ。
2019/10/05
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