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官僚病の起源

官僚病の起源

官僚病の起源

作家
岸田秀
出版社
新書館
発売日
1997-01-17
ISBN
9784403230486
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官僚病の起源 / 感想・レビュー

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ひろゆき

精神分析で日本の歴史を見るとどうなるか。外的には、外国から積極的に学びつつ、一方では、コンプレックスの裏返しとして、内面ではとてつもなく自国に対して途方もないプライドを築く。死を賭しての遣隋使、遣唐使などの冒険、かと思うと、鎖国をしてみたりの、分裂気味の日本。なるほどと思うが、いささか乱暴な論であるような気もする。

2016/10/05

海冨長秀

1997年の本。25年前の本だと言うのに、大蔵省が財務省という名前になっても、日本は何も変わっておりません。戦前からだから、そう簡単には治らないか。官僚は、人事権を政治家に掌握され、総理大臣の友人の準暴行事件を不起訴にする、文書改ざん強要拒否の国民に真摯な公務員を自殺に追い込む、国会で記憶を無くしたり訴追の恐れがあると国会で質問に答えない人材が軒並み出世するなど、ますます国のためにならないことに熱心です。なんのために官僚の人たちは学問をしてきたのでしょうか。日本どうすればいいの。。みなさん選挙に行って!

2022/10/19

ochatomo

季刊誌「大航海」連載 1997刊 文庫化では改題「歴史を精神分析する」

2016/12/02

mooroom7

岸田理論の唯幻論と並ぶもう一本の柱である、国家や集団を精神分析のタームを用いて裁断する方法。 かの時代一世を風靡した岸田理論も今は口にする人もほどんどいなくなったが。 しかし官僚集団についての、この理解の仕方は当を得ている。私の父も役人だったので、良く分かるが官僚層の水も漏らさぬ相互扶助システムは50年まえから完璧に機能していたと思う。誰でも、50で辞めても70までは無労働で高級が貰えるようになっている。

2015/04/29

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