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HEAVEN (新書館ディアプラス文庫 38)

HEAVEN (新書館ディアプラス文庫 38)

HEAVEN (新書館ディアプラス文庫 38)

作家
桜木知沙子
麻々原絵里依
出版社
新書館
発売日
2001-02-01
ISBN
9784403520389
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HEAVEN (新書館ディアプラス文庫 38) / 感想・レビュー

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beniko

図書館本。初読み作家さま。2001年の作品ですが古さを感じさせず楽しめました。筆力と画力のおかげかな。振り回される側の紀宏視点のときは小栗の身勝手さや奔放さ、紀宏の臆病な狡さに嫌悪感。と同時に好きだからといって心のままに行動できない同性同士の恋愛の難しさ=BLの醍醐味も味わった。続く、小栗目線の過去話で二人の印象ががらりと変わる。最後のSSは短いながらも幸せいっぱいな読後感でした。同級生など、あまり話の筋と関係のない人まで細かく名前(苗字だけ)があって、それすらちょっと混乱してしまった。老化…。

2017/10/03

りんご☆

読了

2015/07/03

そよご

2人ともダメなんだけど、たまらなく愛おしくて切ない。個人的なベストBLのトップ10に入るお話。

2014/06/16

ユキモリ

随分久しぶりに読み返したけどやっぱり桜木さんの作品で一番好きな話だなぁ。発表当時桜木さんらしからぬ作品と評されたのも分かるような露悪的な攻キャラが異質で、それゆえに切なさ辛さが強く印象に残る。収録順ではなくて高校時代編(攻視点)→現在編(受視点)の方が心の安定が図れる気がするのでいつもその順番で変則的に読むようにしている。普段は硬質に見える麻々原さんのイラストが艶っぽい。

2013/05/20

ayano

非常に感想を書くのが難しい…攻めは確かにひどい男だったけれど、後半の攻め視点を読むとそうせざるを得なかった背景なんかもわかってしまい、受けと同じように突き放せなく感じる。ただ反対に受けがこの酷い攻めをどうしてここまで許容するのか、そしてそのきっかけはなんだったのか…ということがかえってわかりにくい気がする。どちらかというと攻め視点が好きな私は攻めのほうに感情移入することが多いので、これはこれで好きな話の一つではあるけれども。

2013/01/27

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