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さらってよ (ディアプラス文庫)

さらってよ (ディアプラス文庫)

さらってよ (ディアプラス文庫)

作家
渡海奈穂
麻々原絵里依
出版社
新書館
発売日
2008-04-10
ISBN
9784403521867
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さらってよ (ディアプラス文庫) / 感想・レビュー

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テンハル

【表紙買い】公務員×会社員⇒年の差なんと18歳のずるくて切ない大人の恋愛。公務員バツイチ攻め・有元と初恋の相手を切り捨てられないさみしがりの受け・三木。とにかく麻々原絵里依さんの表紙の有元がかっこいいのとそんな有元の腕をギュッとつかんでる三木の構図にやられました。そして207pの騎乗位のイラストが本当に色っぽくて、ただのさえない親父のくせにって有元に八つ当たりしたくなりました。

2013/08/13

きなこ

平尾はいい加減な嫌な奴だけど、最初にこじらしてしまった三木にも責任があると感じた。都合のいい相手と三木を扱う平尾、淋しさ紛らすために平尾も有元も利用する三木、三木をその気にさせておきながら心の安定を選ぼうとした有元も皆ちょっぴりずるい大人。でもそんな中三木が本当の恋愛を知り、幸せそうになりよかった。

2014/05/31

ayano

うーんうーん。何かがどうもしっくり来ない…というか、渡海さんの中では珍しく私には合わなかった。どうも登場人物全員のずるさと弱さがね…受け入れられなかった。攻めが歳のせいで躊躇して迷うこと、振られて傷ついた受けが安らぎを求めて攻めにすりよること、受けの元カレが、都合のいい男である受けに再度の関係を求めること、どれもすごくわかるけど、それが全部いっぺんに作品に入ってたらしんどい。攻めの元嫁や娘ががっつり登場して、さらに攻めがそれに積極的に関わることも少しもやもや。

2013/03/15

れいく

ズバリ大人の恋ばなでした。大人であるゆえに感情のまま突っ走れない、大人であるゆえに自分の社会生活や立場をないがしろにできない。けれど大人ゆえに忘れてしまっていたときめきや感動をもう手放したくない。じれったくてもどかしい場面もいっぱいでしたが、だからこそ分かる部分もたくさんあって良かったです。

2009/09/25

さくらひめ

絵師買い。3人それぞれに人間らしいズルさや弱さが描かれていて、お話としてはなかなか面白かった。三木が泣いて電話するところが良かった。有元さんの素敵さが理解できなかったから萌えはなかったけど。18も年上でムード重視とか生理的に繊細すぎて面倒くさいわ。それともそれが43歳バツイチ男性のリアルなのか。ま、気遣いのできる若い彼氏も出来たし、理解のある娘も居るし良かったね。平尾の後悔救済作が読みたいな。

2015/09/21

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