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小さな君の、腕に抱かれて (ディアプラス文庫)

小さな君の、腕に抱かれて (ディアプラス文庫)

小さな君の、腕に抱かれて (ディアプラス文庫)

作家
菅野彰
木下けい子
出版社
新書館
発売日
2016-01-09
ISBN
9784403523953
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小さな君の、腕に抱かれて (ディアプラス文庫) / 感想・レビュー

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扉のこちら側

初読。2016年23冊め。前半部は雑誌掲載時に既読。いや何に驚いたってやっぱり卵の殻でしょう。あとがきにある通り、当然よーく洗いましょう。後半は菅野作品おなじみに「僕が君をダメにしてしまった」反省会だけど、この作品では「奏一が、祐貴を」。普段の菅野作品なら「祐貴が、奏一を」になりそうだけどとちょっと思った。

2016/01/12

たまこ

大学図書館の司書・奏一と8歳下の大学生・祐貴。大学生と小学生で出会ってからの再会。8年間、奏一に再会することだけを支えに生きてきた祐貴の一途な恋と、同時に描かれる子供の姿、大人と子供の関係性的なものが興味深かった。描かれている子供は強くて弱くて、敏感で賢くて拙くて、怖い。優柔不断な奏一の行動は褒められたものではなかったけれど、祐貴に抱いた恐れは1つのまともさだと受け止めました。卵の殻の出汁は初耳だったなぁ。ペーパーの三つ巴は楽しく読了。10年後SSを著者ブログで読めます。Webサイン会で入手。

2016/03/21

しましまこ

年下執着攻め。執着具合は楽しかったんだが、受けさんが余りに面倒くさくて、「何じゃそりゃ」つぶやきながら読了。

2016/01/23

祐@暫しお休み中

久しぶりに作品を読んだけどとても菅野さんらしいお話だった。前半は子供じゃないと背伸びをするように過去の面影から脱却したがる一途な執着を見せる年下攻に萌えつつ、案外アッサリまとまってサラッと読めて丁度良かったな~と思っていたら、後半は菅野節が利いててジレジレ。前半萌えポイントだった攻の背伸びや一途さが受にとっては痛みになってしまうのが8つも離れた年長者らしい生真面目さで、すんなり年下攻に萌えさせてくれなかったけど読んでて新鮮だった。終わってみれば攻が早く大人になろうと色々我慢してきたことを認めれば→

2016/01/22

ダージリン

祐貴の奏一に対するひたむきな想いは、よく考えれば危険レベルかもしれませんが、ふんわりした美しい物語でした(笑)。そんななかで異彩を放つ峰崎さんもなかなか素敵。

2016/01/11

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