色悪作家と校正者の不貞 (ディアプラス文庫)
色悪作家と校正者の不貞 (ディアプラス文庫) / 感想・レビュー
みい。
雑誌掲載時から大好きなシリーズ❤︎色悪作家と校正者 正佑の噛み合ってるんだからずれてるんだかのやりとりが、とても面白い。まだシリーズとして続きそうなので楽しみです!麻々原先生の美形イラストがぴったり!
2018/03/07
そらねこ
面白かったw 作家と校正者のお話なので校正の仕事の奥深さや文学作品が随所でネタとして盛り込まれるのが楽しい。文章も味わい深く、キャラクターが凄く生きてますw 二人ともに心の拠り所として亡くなった祖父が居るのですが、その生と死を二人の恋愛に絡めて受けが昇華していくのが感慨深い。続編もあるので非常に楽しみw
2018/10/08
ハル
シリーズ① 小説家大吾と校正者正祐の祖父に育てられたという共通したものを持ち「説明しなくて済むのが、あなたの/おまえの長所」とその一点互いに認め合ってる。文芸作品を例えに言い合いをする2人のテンポの良さが心地良い。この2人がどんな風に着地するのかと楽しみながら読みました。
2020/09/16
マシュ
KindleUnlinitedにて。作家と校正者のお話。優秀な校正者は作家に悪態をつかれるくらいの正確な仕事をしているが、お互い仕事ではあったことはなく、実は馴染みの居酒屋で隣同士になったりしていることを校正者だけが知ってて。自分が校正担当をしているこの作家のシリーズで一番思い入れがあるキャラが死んでしまい、人知れず怒りに震えていた校正者が居酒屋で初めて作家に絡んでから始まる二人の関係。精悍な作家と理詰め美男子校正者のやり取りは全て文学に絡めた表現。力量が無い読者ゆえ固い感じで読了。
2019/02/13
beniko
最高に楽しかった。あとがきにあるとおり、麻々原先生の絵が正祐の容貌にぴったりで、また作品の雰囲気にも嵌っている。性格的には正反対と思える作家の大吾と校正者の正祐には本と生い立ちという共通点があり、言葉を尽くさずとも分かり合えるのに、分かり合えない部分もあるのが切ない。この二人だから成り立つともいえる物語で、二人のやりとり全部が痛快だし、篠田さんと正祐の会話も楽しい。時代がかった言葉遣いや独特な文章、雰囲気、本や日本酒など作家様の造詣が窺い知れるのも楽しくて、本当に美味しいところだらけの一冊でした。
2017/12/19
感想・レビューをもっと見る