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ラブ~キス2~ (ディアプラス文庫)

ラブ~キス2~ (ディアプラス文庫)

ラブ~キス2~ (ディアプラス文庫)

作家
一穂ミチ
yoco
出版社
新書館
発売日
2019-04-15
ISBN
9784403524790
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ラブ~キス2~ (ディアプラス文庫) / 感想・レビュー

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そらねこ

凄く良かった!実は一穂さんは数冊読んで合わないかも…と思ってあまり読んでないんですよね。でも今回のこの2冊を読んで他のも読んでみようと思いました。小説の内容も読む時期ってのがありまして、多分ガッツリBLを読みたいときに読んじゃったのかなぁ?💦こちらの物語は二人の恋愛物語でもあるけれど、それよりも苑の染みついた諦念という傷…それを克服して愛し愛される事に前向きになれるかというお話だった気がします。明渡が苑の幼馴染で、そして一緒に居てくれてホントに救われた。

2019/06/28

のこ

恋愛については納得の着地だった。長い時間の中で積み重ねた“情”の重みがある限り、迷うことはあってもきっと2人は大丈夫。2人の恋バナよりも、児童虐待について昨今痛ましい事件が多いせいか、物語の中とは言え、実留のお話がとてもリアルに迫り、読み終わってみれば心は全部そっちに持って行かれた感がある。特に実留を理解できてしまうが故の苑の実留への接し方には胸が痛んだ。綺麗事では済ませられない澱んだ人の心の有りようを描き出す一穂先生の表現力のなせる技か。大人になっても残り続ける深い心の傷。実留には幸せになって欲しい。

2019/04/27

しましまこ

苦しかった前巻、今回も甘いだけじゃなくてそれなりに。

2019/04/29

マシュ

『キス』の続編。前作は正直ぼんやりとしか覚えてない。あんなに苑に執着していた明渡が脳血種の手術をしたら苑に対する“好き”という気持ちが無くなっていたけど、結局明渡はもう一度苑の所に来たはず。苑の素っ気ない態度は両親との関係が起因しているのも覚えてる。十分だろうということで読み始める。苑が明渡を受け入れるのを怖がっていた。虐待されている子供との触れ合いで苑が乱れる心境がとってもわかる……。不器用な苑がやっと明渡を受け入れられて良かった。ツンツン苑が素直になるなら毎晩酔わせりゃいい(笑)

2019/07/27

beniko

「キス」のその後がきになっていたので続編を読めてよかったけど、再読してからこちらを読めばよかったとちょい後悔。幼い頃からの苑との、起こったことや自分の感情も含めて全て記憶にはあるのに、恋の熱だけなくしてしまった明渡本人も苑もすごくつらい。でも明渡の行動を見てると苑を大好きだとしか思えない。実留を通して、苑が過去の自分を乗り越えられたようでよかった。苑を追い掛けた明渡は、苑からの歩みよりを側にいて待っていたけど、苑が変化の前後含め、明渡の全部を受け入れてくれるの待っていたのかも。恋から愛になった二人のお話。

2019/10/02

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