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隷属の定理 (ディアプラス文庫)

隷属の定理 (ディアプラス文庫)

隷属の定理 (ディアプラス文庫)

作家
沙野 風結子
笠井あゆみ
出版社
新書館
発売日
2022-08-10
ISBN
9784403525575
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隷属の定理 (ディアプラス文庫) / 感想・レビュー

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辺辺

流石沙野さん。面白い。受と攻の性癖が特殊なケースだな。二人の自滅への下り坂転がっていく様はハラハラしっぱなしの後での再生への登り坂穏やかも心温まる。お得意の心理描写と情景描写を繋ぎ合わせながら、そこに純愛の切なさと愛おしさが封じ込め、更に淫靡なエロスも加わり、無数の伏線の回収、タイトルのネタバレ、そしてそれらを笠井絵の力で数倍素晴らしく纏まって読後、幸せを噛みしめる。悪趣味のラバースーツにもニヤリよ、笑。SSの微笑ましい4Pはもはや沙野醍醐味ですね。これからも真顔で変な事続けてください、ついて行きます。

2023/08/08

さとみん

どう見ても破滅に向かいそうな二人なのに後半は予想外の方向に話が進み、式見槐三部作と称されるのが納得の結末。裏テーマには「この流れでコレですか!?」と思ったが、その点も含めて納得させてくれるのはさすがだし、ラストがとても美しい。前2作の面々も顔を出す中で、特に園井と村主が出てきたのは嬉しかった。BL的な意味ではなくこの二人の関係も好きなので、彼らのその後も垣間見れてよかった。

2022/08/12

なみ

式見にはじまり式見に終わる三部作(思い入れを感じる)。攻の乃木の闇、病みが予想以上に重くてびっくり、だけど乗り越えた先の穏やかさ、安心した😮‍💨

2023/03/10

suisei214

三部作終了 兄弟版があまり好みではなくでも沙野さんだしと期待を込めて追ってよかった 受け以上に攻めが病んでるのがいい

2023/02/19

京子@オランダ

シリーズの中では一番好きかも。なかなかに重い感じだったんだけど、後半に行くにしたがってスピード感が出てきてよくぞこういう感じで終わってくれました、ってもうさわやか感がありました。もう一回最初から読んでこよう、、。

2022/10/17

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