西洋骨董洋菓子店 (3) (ウィングス・コミックス)
西洋骨董洋菓子店 (3) (ウィングス・コミックス) / 感想・レビュー
れみ
この巻もかなり盛り沢山で読み応えある。新登場のキャラいっぱいななかで、やっぱりジャン(小野の元彼)は強烈。見た目は橘がフランス人になったみたいな感じ…(^_^;)橘の高校から数々の恋愛はなかなかの報われなさだけど最後のは橘が良くないなあ。メインキャラとそれぞれの過去とか人間模様に心惹かれつつもやっぱり美味しいケーキが食べたくなる…!
2014/03/07
星落秋風五丈原
将来を嘱望されたボクサーがなぜパティシエ見習いになったのか。エリート官僚はなぜ閑職に追いやられたのか。決していい別れ方をしたとは言えない小野と橘はどのように和解したのか。イノセントに無神経で不器用な千影が、橘にとって何故必要な存在なのか。現在の物語が先行し、後から明かされる過去によって最初に登場した現在に、新たな意味が加味。よしなが作品では、本作品のようなこの手法が、よく使われている。リフレインを効果的に使い、内面をより深く描き出した好例。2巻の1挿話で小野の人生を決定づけたあの台詞を吐く直前が登場する。
2005/11/15
青蓮
甘かったり苦かったりと様々な人生を送ってきた四人のイケメン達が営む洋菓子店の物語。女子アナユニット・ハルカ&タミーが登場。ハイスペックでモテ要素満載な筈の橘がどうしてこうコミカルに見えるのか(笑)洋菓子の知識もりもりでてくるので、これ読むとケーキ食べたくなります…
2005/05/03
きつねこ
美味しそうなお菓子、舌かみそうな解説を楽しみにしつつ、物語が深く進行していくのを待つ。BLは禁断の世界だったけど、これだけ綺麗なら読みたくなるかも。書き込んでるから読むのに結構時間かかる~?!
2014/11/22
藤月はな(灯れ松明の火)
結婚や籍を入れるということは自分じゃない人とこれから一緒に過ごしていくということを意味する。互いのことを思いやらなくて理不尽で諍いばかりでも子供にとって親は親だ。恋も愛もまだ、分からない私だが自分のことだけで精一杯だったり、相手が自身のことを大切にせずに一緒にいる自分だけを大切にする遣る瀬無さに悩む気持ちは少し、分かる気がした。未だに自分のことで手一杯だからこそ、それで相手を大切にしないで傷つけたくないと願い、まだ、愛する資格は持っちゃいけないと思っている私にとって心に突き刺さる巻でした。
2011/11/19
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